更新日: 2018.07.07 23:29
F1イギリスGP予選:母国GPのハミルトンがポールを獲得、僅差でフェラーリ勢が続く
午後2時31分に始まったQ2では、全車がソフトタイヤでコースインする中でハミルトンがアタック1周目のターン4~5でラインを乱しアタックを中断、2周目のアタックで1分26秒256の最速タイムを刻んだ。2番手にはベッテルが0.116秒差、3番手はボッタスで0.157秒差。Q1で3セット使ったガスリーは中古のソフトで最後のアタックに向けたフィーリングの確認を行なった。
残り3分を切ったところで各車が2回目のアタックへ向かう。フェラーリ勢、レッドブル勢はピットに留まるが、メルセデスAMG勢はQ3に向けた確認のためコースインする。
2回目のアタックでハース勢、ルクレール、エステバン・オコンがQ3進出を決め、ニコ・ヒュルケンベルグは0.058秒差の11番手でルノーは2台ともにQ3には進めず。以下は12番手セルジオ・ペレス、13番手フェルナンド・アロンソ、14番手ガスリー、15番手マーカス・エリクソンとなったが、8番手ケビン・マグヌッセンから15番手エリクソンまで8台が0.661秒にひしめく接戦となった。
Q3でも各車がソフトタイヤで開始早々からアタックに向かうが、オコンのみが中古、新品タイヤが1セットしかないハース勢とルクレールはガレージで待機する。
1回目のアタックでトップに立ったのはベッテルで1分25秒936。これにハミルトンが0.057秒の僅差で2番手、ボッタスが0.281秒差で3番手と続く。最後のアタックでは全車が新品ソフトタイヤでコースインし、ハミルトンがベッテルのタイムを0.044秒上回って逆転、
ベッテルは自身のタイムを更新することができず2番手、最後にセクター1と3で最速タイムを刻んだライコネンが0.098秒差で3番手に飛び込み、最終コーナーなどでややミスのあったボッタスは0.325秒差で4番手となった。
5番手・6番手にはレッドブル勢が続き、中団トップの7番手はマグヌッセン、8番手グロージャン、ルクレールは9番グリッドを獲得する好走を見せオコンが10番手となった。