投稿日: 2018.08.01 13:48
更新日: 2018.08.01 13:50
更新日: 2018.08.01 13:50
【F1ハンガリーGP無線レビュー】バーレーンGPを彷彿とさせる完璧な走りで6位に入賞したガスリー
Mineoki Yoneya
STR「残り5周。MAGとのギャップは安定してきた」
STR「モード4、プッシュだピエール。もう燃料セーブは必要ない」
最後はマグヌッセンを13秒も引き離して6位でチェッカー。走りも戦略も、全く危なげのない完璧なレースだった。モード変更やプッシュの指示、ライバルとのギャップなど、極めて忙しく交信をし続けていたブレンドン・ハートリーとは対照的に、ほとんど無線でやりとりを交わすことなく走り切ったことがその証だ。
チェッカーを受けたガスリーは喜びを爆発させた。
STR「OK、ピエール。P6、P6だ。良くやった」
GAS「やったよ、みんな! すごくハッピーだ、超ハッピーだよ! 僕らはこの入賞に値するよ! イエェェェス!! 」
STR「最高だったよ、美しいレースだった。ブレーキを冷やしながらいつも通り燃料をセーブして戻ってきてくれ。FIAブリッジに止まったら通常の手順でP1、P0、マスタースイッチオフ」
4位入賞の第2戦バーレーンを彷彿とさせるような、中団グループのトップに立ちライバルたちを寄せ付けない美しいレース。シーズン後半戦にもこのようなレースを再現することができるかどうかは、このハンガリーGPの好走の理由をしっかりと分析し理解を進められるかどうかに掛かっているはずだ。