F1第13戦ベルギーGP予選トップ10ドライバーコメント
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=5番手
楽ではなかったが、これほどいい予選を走れてすごくうれしい。トップチームの何台かを打ち負かし、ウエットコンディションに強いフォース・インディアのすぐ後ろにつけることができた。ほとんどの時間でレッドブルの1台よりも前を走れていたと思う。これはかなりエキサイティングなことだよ。
Q3ですべてを出し切る準備はできていた。雨が降り始めて、状況はさらに楽しくなった。スリックでアタックを開始した最初のころは、間一髪の場面もあった。そのまま攻めてしまいたい気持ちはあったけれど、路面が濡れすぎていたから全員がインターミディエイトに変更したんだ。
自分たちのパフォーマンスに満足している。前回の雨の予選は、あまり良いものではなかったからね。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=6番手
予選までは正しい方向へと進んできたし、マシンも良かった。でも予選の結果は理想とは程遠い。悲惨というほどのものでもないが、この位置は僕らが今日終えたかった場所ではない。
(Q3の)終盤、1周分の燃料しか残っていなかったから、ピットに戻るしかなかったんだ。そういう状況ではできることは何もない。状況を正しくとらえ、路面が速く走れる状態のときにコース上にいることが肝心だ。
現状ではポジティブな要素を探し出すことは難しいけれど、通常レースは異なった展開になるから、何が起きるかに注目していよう。
明日、もう一度トライしてみるよ。ミスから学び、前進し続ける。まず、トラブルに巻き込まれることなく1コーナーを走り抜ける必要がある。昨日は驚くほどオーバーテイクが難しかったけれど、レースは違うストーリーになるよ。
(Q3終盤にアタックすることなくピットに戻ったことについてCrash.netに語り)他にどうしようもなかった。そして再度コースに復帰できるだけの時間もなかった。自分のマシンにどれだけの燃料が積まれているのかは知っていたが、再給油してコースに出る時間がないとは知らなかった。タイヤ交換の際にもっと燃料を入れるべきだったんじゃないかな。そうすればもっと走り続けることができた。なぜそうしなかったのかは、ミーティングの前だからまだ分からないけど。でも僕にはどうしようもなかった。本当にがっかりしている。