F1第15戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント
■レーシング・ポイント・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=7番手
素晴らしい結果だよ。今日のパフォーマンスには本当に満足している。完璧なアタックをするのが難しいコースで、ほぼ完璧に近いラップを走れたと思う。
僕らは直接のライバルたちよりも前で、トップ集団のすぐ後ろにいる。ハースに対しては0.4秒、ルノーには0.6秒のアドバンテージがあるんだ。アップデートしたパッケージが、すでに違いを生んでいることを証明できていると思う。このコースは通常、僕らの強みを生かせない場所だから、ペースを発揮できたことをうれしく思っている。
明日のレースは2時間近くと、長いものになる。シンガポールは事故やセーフティカーが最終的な結果に影響するので、退屈なレースになったことなどない。チェッカーフラッグまでマシンを走らせ、ミスを回避し、シンガポールの8戦中8回というポイント獲得記録を達成できることを願っている。
ハイパーソフトタイヤでスタートするので、後ろのマシンに負かされてしまうかもしれないが、ここではコース上でのポジションが非常に重要だ。モナコほどではないけれど、追いかける立場よりも、前で防御する立場の方がいい。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=8番手
素晴らしいパフォーマンスを発揮できたと思う。最後のアタックではターン21でひどいオーバーステアに見舞われてしまった。そこでコンマ3秒ほど失ったと推測できるから、あれがなければ(7番手のセルジオ・)ペレスとはかなり接戦になっていたはずだ。フォース・インディアはモナコが本当に速かった。ここも同じタイプのコースだから、彼らに近づくことができて少し驚いている。
ケビンが(Q1で)脱落したことは残念だ。0.1秒ほど足りなかったのだと思う。こうしたコースではQ1で限界を探り出すことが、いつだって難しいんだ。プッシュしすぎてクラッシュするのも嫌だけれど、上に行くためにはプッシュする必要がある。
とても長いレースになる。ハイパーソフトタイヤは3周くらいしか力を発揮しないから、その後はソフトに交換したほうがいい。明日は面白くなるだろう。暑くなるし、セーフティカーも出るだろうから、良いレースペースで走ってバトルをしていけるといいね。