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投稿日: 2018.09.29 22:30

F1ロシアGP予選:ポールポジションはボッタス、ペナルティ確定のトロロッソ・ホンダはアタックせず


F1 | F1ロシアGP予選:ポールポジションはボッタス、ペナルティ確定のトロロッソ・ホンダはアタックせず

 これでほとんどのマシンがタイム更新はならず、16番手ハートレー、17番手アロンソ、18番手シロトキン、19番手ストフェル・バンドーン(マクラーレン)、20番手ランス・ストロール(ウイリアムズ)がQ1敗退となった。中団トップの7番手はシャルル・ルクレール(ザウバー)、8番手ロマン・グロージャン(ハース)、ガスリーは最終的に13番手という結果になった。

 ここでレッドブル勢とガスリーはマシンを降りて予選アタックを終了、Q2には出走しない。実質12台でQ3進出を賭けて争うことになった。

 Q3進出組にとっては決勝のスタートタイヤを決めるQ2では、メルセデスAMGとフェラーリがウルトラソフトタイヤを履いてコースイン。ハミルトンは1分32秒595を記録して安全圏と判断しアタックを終了する。

 0.149秒差で2番手ボッタス、0.450秒差で3番手ベッテル。決勝のスタートタイヤはハイパーソフトよりもウルトラソフトの方が好ましいため、中団勢にとってはQ2をどう戦うかが難しい予選に。

 ここでルノー勢はアタックを行なわず14番手・15番手でQ2敗退。3台の降格が決まっているためタイヤ選択の自由を持って11番・12番グリッドを手にすることになった。

 残り3分で各車がQ3に向けてハイパーソフトで習熟走行を行なったうえでセッション終了。10台のみが決勝スタートを考えて緩やかにタイムアタックを行なうというやや白けたQ2となった。

 Q3ではマーカス・エリクソン(ザウバー)以外の全車がハイパーソフトでコースインしアタックを開始。ボッタスが1分31秒528で首位に立ち、ハミルトンは0.004秒届かず2番手。

 セクター1と3ではハミルトンが最速、セクター2ではボッタスが最速となった。フェラーリ勢は0.639秒と0.709秒差で3番手・4番手。エステバン・オコンが1.885秒差で5番手、ルクレールが1.891秒差で6番手と続いた。

 残り3分で全車がコースインして最後のアタックへ。ハミルトンはセクター1で最速タイムを更新したもののターン7入口でリヤが流れワイドになりアタックを断念。

 ボッタスはセクター2と3で最速を更新し1分31秒387でポールポジションを獲得。ベッテルは0.556秒及ばず3番手。ライコネンは0.850秒差の4番手に終わった。5番手には最後にタイムを1.794秒差まで縮めたマグヌッセン。6番手オコン、7番手ルクレール。8番手ペレス、9番手グロージャン、10番手エリクソンとなった。

2018年F1第16戦ロシアGP PP:バルテリ・ボッタス、2番手:ルイス・ハミルトン、3番手:セバスチャン・ベッテル


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