F1メキシコGP予選:驚速リカルドが逆転ポールポジション、ハートレーはQ3進出ならず
メルセデスAMG勢は残り5分と早い段階でハイパーソフトに履き替え、ハミルトンが1分15秒673で2番手、ボッタスはさらに0.093秒縮めてトップに立った。
残り3分でトップ3チーム以外の各車が2回目のアタックに入る。ここではフォース・インディア勢が6番手・7番手に浮上しヒュルケンベルグは9番手、ハートレーは10番手に。
下位のQ1敗退は16番手ロマン・グロージャン(ハース)、17番手ストフェル・バンドーン(マクラーレン)、フリー走行3回目でインタークーラー交換のため走行できなかったケビン・マグヌッセン(ハース)が18番手、19番手・20番手はウイリアムズ勢となった。
決勝のスタートタイヤを左右する予選Q2では、上位勢は6台全車がウルトラソフト、フォース・インディア勢に至ってはQ3進出を嫌ってスーパーソフトタイヤを履いてコースイン。
各車とも決勝のスタートセットとして使うことを念頭にタイヤを痛めないように走り、フェルスタッペンが1分15秒640でトップ、ハミルトンが0.004秒差の2番手、ベッテルは0.075秒差の3番手、リカルドは0.205秒差の4番手、ボッタスが0.283秒差の5番手、ライコネンが0.356秒差の6番手と出来レースの様相を呈しながらQ2通過を決める。
7番手・8番手には0.6秒差ながらハイパーソフトのルノー勢、9番手・10番手には同じくハイパーソフトのザウバー勢。ハートレーは中古のハイパーソフトで1.544秒差の11番手、フォース・インディア勢はその後ろの12番手・13番手に留まった。
残り3分を切ったところで各車が2回目のアタックに向かい、上位勢もQ3に向けてハイパーソフトの感触を確かめる。2回目は各車がハイパーソフトを履き、フォース・インディア勢だけがウルトラソフトを履く。
ここでも7番手・8番手ルノー勢、9番手・10番手ザウバー勢の順位は変わらず、フォース・インディア勢は11番手・13番手でQ3には進まずスタートタイヤの選択権を得た。その中でアロンソは12番手に飛び込む躍進を見せた。
ハートレーはターン12でオーバーシュートしてコースをはみ出し14番手、ガスリーはアタックを行なわず15番手に終わった。