更新日: 2016.09.06 19:14
ライコネン、フェラーリのニューエンジンは「魔法がかかっているわけじゃない」
フェラーリは夏休み前に、コンストラクターズランキングでレッドブルを下回る3位となってしまった。しかし、イタリアGPではダニエル・リカルドが5位、マックス・フェルスタッペンが7位となったため、その差は11ポイントまで縮めた。
コンストラクターズタイトルは十中八九、メルセデスが手にするだろう。それでも、ライコネンはメルセデスとの差が200ポイント以上となってもプッシュし続けるという。
「(コンストラクターズランキングは)2位でありたい。1位は現実的な目標ではない。そうだね、メルセデスがこの先の全レースで完走できなければチャンスはあるかもしれない」
「僕たちは数レース前から2位の座を守れていない。それでも、この2週間の連戦では正しい道を歩んでいる。この先のレースでも同じようにうまくいくと信じている」
次のレースが行われるシンガポールは、昨年ベッテルがフェラーリのシーズン3回目の優勝を飾り、ライコネンも3位表彰台を獲得している。メルセデスが苦戦を強いられた地であり、昨年のレースの再現が可能かを聞かれると、ライコネンは以下のように答えた。
「(昨シーズンの再現が)可能とは言いづらいね。サーキットのレイアウト、コンディションを含め何から何まで違う。モンツァとスパでさえ、違う点が多く見られた」
「我々はここ2週間で正しい道のりを進めていると思う。この波にうまく乗ることが大事なんだ。もしうまくいかなくとも、何か良くなるまで口出しする気はない」
「たしかに昨年は良かった。でも、今年も同じような状況が望めるとは約束はできない」
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