更新日: 2018.12.28 17:48
トヨタのル・マン制覇やトロロッソ・ホンダF1の奮闘。2018年モータースポーツ注目トピックTOP10
【第5位】「ホンダに光が見えて本当によかった」トロロッソF1の躍進にライバルが驚きと称賛
トロロッソと手を組み初シーズンを迎えたホンダF1。タッグを組んで2戦目の第2戦バーレーンではガスリーが予選6番手から4位入賞を果たしてみせました。
トロロッソとともに中団争いを繰り広げるハースは、ホンダの躍進について「驚いた。彼らは素晴らしい仕事をしている。F1にとってもいいことだ」と賞賛のコメントを送っています。
【第4位】危うくレースを台なしにするところだったファイナルラップの『謎の白いクルマ』の正体はドクターカー。初優勝のバトンも苦言を呈す
ジェンソン・バトンがスーパーGT初優勝を飾った第6戦SUGOでのできごと。決勝レースの最終ラップ、トップを走行するバトンの前に謎の白いクルマが現れ、ファンはもちろん、関係者を驚かせました。
謎の白い車の正体はSUGOのドクターカー。最終コーナー入り口でクラッシュしたEpson Modulo NSX-GTのドライバー救出に向かっていた車両でした。この1件については、第7戦オートポリスの定例会見でGTアソシエイションの坂東正明代表も言及しています。(スーパーGT第6戦SUGOでのドクターカーの一件について坂東代表が説明「指揮系統徹底の強化を」)
【第3位】「何の制約もなくGT-Rを作ったら」。ニッサン×イタルデザインによるGT-Rプロトタイプ公開
『何の制約もなくGT-Rをつくったらどうなるだろう』という発想のもと、日産自動車とイタリアの名門デザイン会社『イタルデザイン』が共同開発した『Nissan GT-R50 by Italdesign』。その独創的なデザインが話題を呼びました。
このGT-Rプロトタイプは、7月12日にイギリスで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界デビューし、その走りを披露しています。(【動画】イタルデザインGT-Rと新型スープラがグッドウッドでヒルクライムに挑戦)
【第2位】パフォーマンス不足をホンダのせいにできなくなったマクラーレンに批判的な報道が続く
ホンダからルノーにパワーユニット(PU)サプライヤーをスイッチして2018年シーズンに挑んだマクラーレンF1。しかし期待通りのパフォーマンスを発揮できず、その責任を転嫁することもできない状況に陥ってしまいます。
そんなマクラーレンに批判的な報道が相次ぎ、チームスタッフも不満を募らせているとの報道も。レーシングディレクターのエリック・ブーリエは弁明を強いられました。
【第1位】F1 Topic:ホンダPUの馬力はすでにルノーと同等? 合同テストで分かったパワーユニットの勢力図
2018年、autosport webでもっとも読まれたニュースはF1プレシーズンテストのデータをもとに、各パワーユニットの馬力を比較したこの記事でした。2014年以来最強を誇ったメルセデスPUにフェラーリPUが追いつき、ホンダはルノーを凌駕する性能を発揮していると分析されました。
シーズン中のホンダは随所に速さをみせ、第2戦バーレーンGPでは2015年のF1復帰以来最高位となる4位入賞、また、パワーサーキットであるベルギーのスパ・フランコルシャンでも入賞を果たすなど、高いパフォーマンスを示しました。
そんなホンダPUの性能はトロロッソの本家、レッドブルにも認められ、2019年からは2チームにホンダPUが供給されることとなります。
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F1を戦うホンダに注目が集まる格好となった2018年。2019年はトロロッソに加えレッドブルもホンダユーザーとなることから、さらに注目が高まることになりそう。スーパーGTと全日本スーパーフォーミュラ選手権の国内トップカテゴリーでも、外国人ドライバーの参戦が予想されるなど、トピックスは盛りだくさん。autosport webは2019年もモータースポーツの“いま”をお届けしてまいります。