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投稿日: 2019.02.12 01:41
更新日: 2019.02.12 01:43

ホンダF1、2チームへのパワーユニット供給で体制を変更。レッドブル&トロロッソへの対応は完全に平等に


F1 | ホンダF1、2チームへのパワーユニット供給で体制を変更。レッドブル&トロロッソへの対応は完全に平等に

 2チームに供給することになり、ホンダはスタッフの人数をどの程度増やすのかという問いに対し、田辺テクニカルディレクターは、「サーキットの現場で働くホンダのエンジニアの人数は、2チームになることでほぼ2倍になります」と答えた。

「私はF1プロジェクト全体を担当し、2チームとの作業を監督します。各チームにはそれぞれホンダのチーフエンジニアがつきます。レースウイークエンドとテスト中は、日本のさくらと英国ミルトン・キーンズ両方のミッションコントロールルームでスタッフが作業します。2チームとの作業に対応するため、機能を強化しました」

 レッドブルとトロロッソには同じ仕様のパワーユニットを供給し、完全に平等な対応を行うと、田辺テクニカルディレクターは述べている。

「もちろん、レギュレーションで、マニュファクチャラーは全チームに平等な供給を行わなければならないと定められています。それが最も合理的なやり方であり、ホンダはそれが最善であると考えています。我々は、2チームに同じ技術的ハードウェアを供給するだけでなく、オペレーションを管理するためのリソースや開発面においても、2チームを平等に扱います。それによって手順がシンプルになります。2チームは同じグループに属しており、私たちはレッドブル・テクノロジーと働くことになるからです」

■「2018年に着実に進歩したことが、2019年への自信につながっている」と田辺氏


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