投稿日: 2016.09.18 00:20
更新日: 2016.09.18 00:31
更新日: 2016.09.18 00:31
ロズベルグが圧巻の速さでPP獲得も、戦略違いのリカルド2番手で決勝はがっぷり四つ
Text:Mineoki Yoneya
Q2では各車が引き続きウルトラソフトを履いて出て行く中、決勝のスタートタイヤを意識してレッドブル勢がスーパーソフトでアタックに出る。
ニコ・ロズベルグが1分43秒020のトップタイム、2番手にはルイス・ハミルトンが続いたが、スーパーソフトのレッドブル勢はフェラーリを上回って3・4番手タイム。それでもマックス・フェルスタッペンはQ3に向けてさらなる微調整を進める。
「フロントのウォームアップをもう少しなんとかしたい。フロントのロックアップに苦しんだんだ」とフェルスタッペン。
残り3分で6番手サインツ以下が2回目のアタックに出るが、チェッカー直前にグロージャンがターン10入口でスピンしてクラッシュ。
「何が起きたのか分からないよ、ブレーキングで何かが起きた。あぁ……」とグロージャン。前日の金曜日からトラブル、クラッシュがあり、厳しい週末になっている。
そしてバトンはターン15でランオフエリアにストップ。
「ウォールをヒットしたせいでステアリングが壊れてしまったみたいだ」と、バトンは無線でそう報告したが、実際には左リヤタイヤをパンクさせたためだった。
これら黄旗の影響で数台がタイム更新できない中、アロンソは8番手タイムを記録してQ3進出を果たした。
フォース・インディアの2台も9・10番手に滑り込んだが、セルジオ・ペレスは黄旗下のターン15で他車を追い抜いて審議対象に。バトンに加えてウイリアムズ勢、ハース勢、エリクソンがQ2敗退となった。