ハミルトン、ランク首位から陥落「ブレーキに苦しみ、優勝狙えなかった」:メルセデス シンガポール日曜
2016年F1シンガポールGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=3位
難しい一日、難しい週末だった。一時は表彰台すら逃すかもしれないと思った。でも幸いそうはならなかった。
スタートはまずまずだった。順位を落とさなかったからよかった。前回のことを考えるとね。でもセーフティカーが戻った後、苦労し始めた。レースの間、ほとんどの時間、ブレーキの温度が危険なレベルに近づいていたので、冷やすためにペースを抑えながら走らなければならなかった。一度、ミスをしてワイドになってしまい、キミ(・ライコネン)に抜かれた。でも幸いマシンが軽くなってくると、温度を抑えることができるようになり、フレッシュタイヤを履いてプッシュできた。そしてピットストップを使ってキミを抜き返した。
ペースと戦略には問題はなかった。すべてはブレーキだ。スタートの時点から、首位グループがどんどん遠ざかっていくのを見ているしかなかった。だから今日はよくても2位までしかいけなかっただろう。もしこれがシーズンの中で最悪の週末だというなら、受け入れられる。
こういうことが起こると自分が試される。今は次のレースを楽しみにしている。次に挑戦できるチャンスをね。強力な週末を何度か送って、目指す位置に戻る必要がある。
(ポイントリーダーの座を失い、ニコ・ロズベルグに8点の遅れをとることになり心配かと聞かれ)確かに去年の今頃とは状況がかなり違うけれど、今年はいろいろありながらも、今も戦いに加わっている。まだ先は長い。これからも全力を尽くしていくよ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています