更新日: 2019.05.17 16:04
赤旗相次ぐセッションでメルセデスが最速、トロロッソ・ホンダが2番手に続く/F1バルセロナテスト2日目
■フェラーリ
フェラーリはフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバー、アントニオ・フォコにチームのための作業を託し、ピレリタイヤのテストはシャルル・ルクレールが担当した。フェラーリSF90での初のテストの機会を得たフォコは、シミュレーターとの比較をしながら作業を進め、120周を走るなかでC4タイヤでマークした1分17秒284で3番手となった。ルクレールは2020年以降を見据えたタイヤ開発テストに取り組み、127周を走行、1分17秒349で4番手に続いた。
■アルファロメオ
前日カラム・アイロットがクラッシュし、C38に大きなダメージを与えたが、アルファロメオはマシンを修復、無事キミ・ライコネンが走行することができた。ライコネンは110周を走るなかでC5タイヤによって出した1分17秒393で5番手となった。前日のクラッシュによりテストプログラムを変更したものの、いい作業ができ、スペインGPの週末より向上が見られたとライコネンはポジティブな発言をしている。
■ルノー
ルノーはテストドライバーのジャック・エイトケンを起用。小さな問題がいくつか発生したというエイトケンは、周回数が75周にとどまったものの、重要なテスト作業を完了することができたと語っている。ベストタイムはC4タイヤでの1分17秒621で全体の6番手だった。
■ハース
ハースはレースドライバーのケビン・マグヌッセンにVF-19のテストを託した。ラップタイムは追求せずにテスト項目をこなし、モナコGPやカナダGP、またそれ以降のレースに活かせるようなデータを集めることができたとのことだ。マグヌッセンは、106周を走行、C3タイヤによる1分18秒101で7番手となった。