更新日: 2019.05.27 17:15
「マーシャルを轢くところだった!」ペレス、モナコのマーシャルと間一髪。ピットレーン出口でのニアミスを振り返る
またペレスは、ケビン・マグヌッセン(ハース)とのポジション争いの際に、マグヌッセンがトンネル出口の先にあるヌーベルシケインをショートカットした件を再検討するため、レーススチュワードと会うことになった。
「彼はシケインをショートカットして順位を守った」とペレスは不満を述べた。
「マグヌッセンの前に出ていたら、最終的に僕たちの結果は変わっていたかもしれない。だから彼は僕にポジションを譲るべきだったと思うよ」
その後ターン18(ラスカス)ではアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がロバート・クビサ(ウイリアムズ)のインを突いたが、この時クビサがスピンを喫してしまい、一時的にコースが塞がってしまった。ペレスはそれに巻き込まれ、彼のレースはまたも損なわれることになった。
「セーフティカーが出た時にピットインすることにしたが、僕はトラフィックに捕まってしまい、ラスカスでの渋滞で随分タイムを失ってしまった」
「簡単なレースではなかったが、今日はベストを尽くした。レースを完走できて嬉しい。でも結局ポイントを目指して戦うことができなかった」
「雨が降って状況が大きく変わることを願っていたけれど、ところどころで小雨が降っただけに終わった」
一方ペレスのチームメイトであるランス・ストロールは、16位でレースを終えた。
「チームにとって全体的に手ごわい週末だった。残念ながらレースは厳しいものになった」とストロールは語った。
「僕たちは戦略面で賭けをした。順位を上げるためにセーフティカー導入中もステイアウトしたんだ。その後はとても地味な展開のレースになった」
「第1スティントではタイヤのグレイニングに苦しんだ。そして第2スティントではトラフィックに捕まってしまったんだ。望んでいたような週末ではなかったが、2週間後のカナダGPに向けて態勢を立て直し、より強くなってレースに戻るよ」