マグヌッセンが決断しないルノーF1に苛立ち。パーマーはチームの状況に理解を示す
マグヌッセンは、現在トロロッソのドライバーであるカルロス・サインツJr.や、メルセデスのジュニアでマノーに在籍するエステバン・オコンなど、他のドライバーも候補に上がっていることを承知している。またフォース・インディアのセルジオ・ペレスの名前もあがっていたが、獲得にはいたらなかった。
ルノーには、マグヌッセンとパーマーの契約を2017年まで交渉なしで延長するというオプションもあるが、これは金曜日の午前0時に期限を迎えると見られている。いまのところ、これに関する話し合いは行われていないものの、マグヌッセンは「何も言う必要はないと思う。対話はドライビングを通して行っている。僕はコース上で、できる限り最高の仕事をしている。それこそが、ものを言うんだ」と語る。
パーマーは、ルノーはチームの持つ権限内での行動を取っていると考えているが、2016年シーズン終了前までに、今後の動きを知っておきたいと述べている。
「必要以上に決定を急がなくても良い。もちろん、来年の1月や2月になってしまってからでは遅すぎるし、ドライバーのキャリアに影響をおよぼす可能性がある。でも今はまだ9月だから、すぐに決断をする必要はない。いろいろなことを理解するのに、まだ6戦あるんだ」
「もちろん僕だって知りたい。誰かに『決まったよ』と報告したい気持ちは100%あるけれど、なぜそうできないのかも理解できる。早ければ嬉しい。年内に知りたいが、それはチーム次第だ。僕が、遅すぎると不満を口にすることはないよ」
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