投稿日: 2019.08.30 22:07
ハース入りが噂されるヒュルケンベルグ、過去に接触したマグヌッセンとの関係は気にせず/F1ベルギーGPインタビュー
Kunio Shibata
――優勝経験のあるダニエル・リカルドが加入して、さらにチームと同じ国籍のオコンが入ってきた。コース上の結果以外のところで、今回の決定が下されたという思いがあるのでは?
ヒュルケンベルグ:ドライバー選定が、純粋に成績だけで決まるものじゃないのは常識だよね。巡り合わせとか、スポンサーの意向、そしてそのドライバーがキャリアのどんな段階にいるのか。もちろん国籍も、重要な要素になり得る。そういうのを全部ひっくるめた形で、ドライバーは動いて行くわけさ。
――もしハース入りが決まったら、ケビン・マグヌッセンとチームメイトになる可能性が高い。ケビンとあなたは、過去にコース上で何度も問題を起こしています(2017年のハンガリーGPでは接触後、メディアの囲み取材で口論している)。今後、大丈夫ですか?
ヒュルケンベルグ:チームメイトは、チームメイトでしかない。ことさら重要視する存在でも、軽視すべき存在でもない。
――ケビンとのことは、後悔してない?
ヒュルケンベルグ:ケビンとのことって、何?
――クラッシュしたりしましたよね。
ヒュルケンベルグ:ただレースしていただけだよ。
――ルノーから放出されるという事実に、打ちひしがれはしなかった?
ヒュルケンベルグ:もちろん、ショックだったさ。さっきも言ったように、今年が思うような結果の出せないシーズンだっただけに、来季こそはと思っていたからね。それは本当に残念だけど、でも新たな道を歩むしかない。ルノーのことは、何も恨んでない。フェアな方法で、決断を下してくれたからね。
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