F1 ニュース

投稿日: 2019.09.06 11:07
更新日: 2019.10.27 04:36

F1イタリアGP木曜会見:スパの初優勝で自信にあふれるルクレール、「5年後まで、ここで走るつもりさ」


F1 | F1イタリアGP木曜会見:スパの初優勝で自信にあふれるルクレール、「5年後まで、ここで走るつもりさ」

 夏休み中にトロロッソへの移籍を言い渡されたガスリーは、いろんな意味で第13戦ベルギーGPの週末が難しい状況の中で戦っていたことを明かした。

2019年F1第14戦イタリアGP木曜会見 ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1第14戦イタリアGP木曜会見 ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

「クルマも違えば、エンジニアも、そしてメカニックもこれまでと違っていた。とにかく、この状況で最高のパフォーマンスを出すことだけに集中していた。でも、土曜日にあんなこと(F2での大事故)があってね」

 ガスリーは事故で亡くなったアントワーヌ・ユベールと同じフランス出身で1996年生まれの同級生。一緒にカートを始め、F1ドライバーを目指してきた仲だった。

「でも、アントワーヌため、チームのために、ベストを尽くしたよ」と言うガスリーは、今回はトロロッソのホームレースで、再び入賞を目指す。

 ベルギーGPでは、開幕前日にルノーが2020年にエステバン・オコンを起用することを発表した。ルノーはダニエル・リカルドと長期契約を結んでいるため、この発表はヒュルケンベルグのルノー離脱を意味していた。果たして、ヒュルケンベルグはどこへ行くのか?

「まだ具体的ではないけど、間違いなく話し合いを行なっているよ。 僕は正しい評価、間違いのない決断をしたいので、焦らず、じっくりと腰を落ち着けて交渉したいと思っている。だから、皆さんに発表できるのは、もうしばらく後になると思う。だから、いまは何も話をすることはできないけれど、僕にはいくつかの選択肢があることは確かだ」

 前戦ベルギーGPでは、チームメイトのリカルドを上回る今シーズン5度目の入賞を果たし、ポイントでもダニエル・リカルド(ルノー)に1点差に迫った。「今シーズンの13戦までの走りを10点で評価すると何点?」という質問に対して、木曜会見に参加した5人の中で最も高い8点をつけたヒュルケンベルグ。後半戦に期待したい。


関連のニュース