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投稿日: 2016.02.04 11:34
更新日: 2016.03.03 11:59

ルノー、発表会でレッドブルとの関係継続を示唆


F1 | ルノー、発表会でレッドブルとの関係継続を示唆

 アビテブールはレッドブルに対しても、完全なサポートを提供し、可能なときには最新スペックのエンジンを用意することを約束した。

「完全なサポートというのが、我々と同じエンジンで同じアップグレードという意味合いだとするならば、答えはもちろんイエスだ。まったく同じものを使用することになる。レギュレーションによって寸分違わぬものを提供する義務がある。ただし明確な理由のもと、ブランディングやマーケティングの形式はとらないことにした」

 ルノーに優先権のある事項も、当然ながら存在する。

「我々は常に数多くあるエンジンを管理する必要があり、ルノーとレッドブル、それぞれに対してどのような作業をしているかに関わらず、エンジン導入のタイミングに関して、同期がとれないこともある。しかしルノーの哲学とレギュレーション上の義務という観点から、最終的には同様のスペックのエンジンを用意する。我々のエンジンにアップデートがあるならば、彼らのものにもアップデートがある。正直に言えば、同等の機器を使用するチームがもうひとつあるというのは、素晴らしいことだ」

 アビテブールはレッドブルへの技術サポートも即座に行うとしている。

「サーキットでの出来事には連続性があり、レッドブルのガレージの面々は昨年と同じだ。違うユニフォームになっているだろうが、同じ顔ぶれだ」と語り、レッドブルとの関係が悪いものではないことを示唆した。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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