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投稿日: 2019.09.09 12:44
更新日: 2019.09.09 12:50

レッドブル・ホンダ密着:接触、ペナルティと荒れた展開ながら粘り強い走りで追い上げダブル入賞/F1イタリアGP日曜


F1 | レッドブル・ホンダ密着:接触、ペナルティと荒れた展開ながら粘り強い走りで追い上げダブル入賞/F1イタリアGP日曜

 一方、8番手からスタートしたアレクサンダー・アルボンは、スタート自体は悪くなかったが、序盤戦のカルロス・サインツJr.(マクラーレン)とのポジション争いでコースを外れ、11番手まで後退してしまう。その後、失ったポジションを取り返そうと、第2シケインでのケビン・マグヌッセン(ハース)とのブレーキング競争で思わず止まりきれず、結果的にシケインをショートカットしたために、5秒ペナルティを受けてしまう。これによって再び12番手まで後退してしまった。

 それでも、ピットインするまでは快調にポジションをアップしていく。ところが26周目にピットインした後、33周目にアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)を33周目にオーバーテイクしたが、その後はニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)をなかなか抜けず、イタリアGPを6位で終えた。

 フェルスタッペンも、レース終盤、レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスをなかなか抜けず、最終的に8位でフィニッシュした。この結果は、ドライバーやチームだけでなく、ホンダも納得はしていない。

 とはいえ、フェルスタッペンは19番手からのスタートし、さらに1周目の1コーナーで起きた事故のことを考えると、8位でレースを終えることができたのは決して悪い内容のレースではなかった。それは「押さえ込まれてなければ、かなり良いペースで走ることができていました」と田辺TDも認めている。

 内容的には満足の行くものではなかったが、パワーサーキットのモンツァでレッドブル・ホンダは2台そろって入賞。F1に復帰して以降、苦手だと思われたモンツァでのダブル入賞は、次に繋がる走りだったと言える。

2019年F1第14戦イタリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第14戦イタリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)


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