投稿日: 2016.10.01 23:07
更新日: 2016.10.01 23:08
更新日: 2016.10.01 23:08
F1マレーシア予選、僚友を大きく引き離してハミルトンがPPを獲得。バトンはQ3進出に自画自賛
Text:Mineoki Yoneya
Q3の最初のアタックでトップタイムを記録したのは、Q1、Q2に続いてハミルトン。一方ロズベルグはターン6出口でワイドになるなどミスが目立ってハミルトンの0.9秒落ちで5番手に留まった。
暫定2位のマックス・フェルスタッペンは「セクター2、3で軽い雨が降っている」と報告するが、依然としてレーダー上の雨雲はサーキットから遠く離れている。しかし日は傾き始め、路面温度は38度まで下がってきた。
ハミルトンは最後のアタックのターン1で右フロントを大きくロックさせてしまうが、ロズベルグは0.4秒落ちのタイムしか記録できず2位を確保するのがやっと。最後まで雨は降らず、レッドブル勢が3位・4位、フェラーリ勢が5位・6位、フォースインディア勢が7位・8位とチームごとにならび、バトンが9位、マッサが10位という最終結果となった。
ポールポジションを獲得したハミルトンに「素晴らしい仕事だった。このサーキットでの最速タイムだったよ」とパディ・ロウ。
ハミルトンは「今日のクルマは最高だった。アタックラップを楽しんだよ。最後のミスがなければもっと速いタイムを刻めたはずだった。でも明日は接戦になるだろう」と語った。決勝のスタートはまだ陽射しの強い午後3時。新路面でタイヤがどのようなデグラデーションになるか、レースを左右する未知の要素はまだまだ残されている。