更新日: 2020.01.09 08:00
ホンダとの長期契約望むレッドブルF1「フェルスタッペン残留が交渉の切り札になる」
レッドブルがフェルスタッペンという才能あるドライバーを長期的に確保したことは、パワーユニット(PU/エンジン)サプライヤーであるホンダと2022年以降の契約交渉を行う上で重要な切り札になるともマルコは考えている。
2019年11月、2020年末までだったホンダとレッドブルおよびトロロッソとのパワーユニット契約が1年延長されることが発表された。今後、2022年以降についても交渉が進められていくことになる。
「ホンダはポジティブなメッセージを受け取ることになったと思う。マックスは彼らにとってとても重要な存在だ。彼らはマックスのアグレッシブなドライビングスタイルと率直さを非常に気に入っている」とマルコは言う。
「ホンダとの話し合いの機会は近いうちに訪れるだろう。日本に飛ぶスケジュールが確定するのを待っている」
マルコは、2020年シーズンにはメルセデスやフェラーリとF1タイトルをめぐって対等に戦えるという自信を改めて示した。
「ライバルたちがギャップを拡大するには、劇的に改善する必要があるだろう」とマルコは言う。
「マックスはホンダの状況を把握しているし、ニューマシンともすでに対面した。彼は、チーム内の継続性は重要であると考えている。結局のところ、彼と我々は、今の関係を継続したいという共通の希望を持っていたのだ」
マルコは、フェルスタッペンとの契約金については具体的なことを語っていないが、多額の年俸を支払うことで合意したと認めた。しかし彼はその出費は無駄にはならないと考えている。
「新契約は安くはなかった。だがポーカーで大きな賭けをしたという風には思っていない」