更新日: 2016.10.23 01:12
フェルスタッペンが首位【タイム結果】F1第18戦アメリカGP フリー走行3回目
2016年F1第18戦アメリカGPの土曜フリー走行3回目は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。
秋晴れのコンディションのなか始まった今週末最後のフリー走行。メルセデスの2台と、ルノーのケビン・マグヌッセンを除く各陣営が開始と同時にインストレーションラップを行い、午後の予選に向けマシンの状態をチェックする。
開始から18分が経過したところで、マノーのパスカル・ウェーレインがターン19でスピンしコースオフ。グラベルに捕まったウェーレインのマシンを排除するため赤旗が提示される。
約10分後にターン19がクリアとなり、グリーンフラッグが振られセッションは再開。メルセデス勢もソフトタイヤを履きコースに向かった。
各陣営、赤旗により失った走行時間を取り戻すべく、ロングランのテストを行う。路面温度は低く、グリップ不足を無線で訴えるドライバーもいるが、上位陣は早くも1分37秒台のラップタイムを記録する。
セッションは残り10分となり、マックス・フェルスタッペンがスーパーソフトタイヤで1分26秒台を記録しトップタイムを記録。2番手にはダニエル・リカルドが続いている。キミ・ライコネンも新品のスーパーソフトを投入し、小さなミスを犯しながらも3番手に浮上。
残り2分を切ったところで、メルセデス勢がスーパーソフトタイヤを投入しアタックを開始。ニコ・ロズベルグはセクター2で全体ベストを叩き出すが、コントロールラインを通過せずにピットに戻り、手の内を明かすことを避けた。
ルイス・ハミルトンはセクター1と2で自己ベストを出したが、セクター3でザウバーのマシンに行く手を阻まれタイム更新はならず。そのままセッションは終了。具体的な勢力図が見えづらいFP3となった。
マクラーレン・ホンダの2人は、ジェンソン・バトンが9位、フェルナンド・アロンソが10位のラップタイムを記録した。
アメリカGPの予選は現地時間13時(日本時間3時)から開始される。
Pos. |
No. |
Driver |
Team |
Time |
Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’36.766 | 16 |
2 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’37.032 | 19 |
3 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’37.284 | 15 |
4 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’37.483 | 12 |
5 | 6 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1’37.784 | 10 |
6 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’37.894 | 8 |
7 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1’37.948 | 17 |
8 | 77 | V.ボッタス | ウイリアムズ | 1’38.188 | 16 |
9 | 22 | J.バトン | マクラーレン | 1’38.212 | 14 |
10 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’38.452 | 13 |
11 | 11 | S.ペレス | フォース・インディア | 1’38.512 | 16 |
12 | 30 | J.パーマー | ルノー | 1’38.528 | 14 |
13 | 19 | F.マッサ | ウイリアムズ | 1’38.607 | 15 |
14 | 26 | D.クビアト | トロロッソ | 1’38.691 | 16 |
15 | 55 | C.サインツJr. | トロロッソ | 1’38.710 | 6 |
16 | 21 | E.グティエレス | ハース | 1’38.939 | 13 |
17 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’39.097 | 13 |
18 | 20 | K.マグヌッセン | ルノー | 1’39.105 | 14 |
19 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’39.239 | 14 |
20 | 12 | F.ナッセ | ザウバー | 1’39.509 | 14 |
21 | 31 | E.オコン | マノー | 1’39.771 | 19 |
22 | 94 | P.ウェーレイン | マノー | 1’41.427 | 7 |