バトン、Q1で敗退「また戦略でミス。ソフトのギャンブルも失敗」:マクラーレン・ホンダ F1アメリカGP土曜
2016年F1アメリカGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは19位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 予選=19位
予選を19位で終えることになりがっかりしている。昨日も今朝もペースはよかった。8位(FP2)と9位(FP3)だったんだ。つまり何かがうまくいかなかったのは間違いない。
最初はソフトタイヤでアタックした。十分な速さがあると思ったのだが、難しい1周になってしまった。かなり渋滞がひどかった。終盤スーパーソフトを装着した際に(コースに出るタイミングに関して)正しい判断をしていれば、問題なかったのかもしれないが、そうはならなかった。
最終セクターだけで4台もオーバーテイクしなければならず、最後のマシン(ジョリオン・パーマー)は譲ってくれなかった。彼は僕に気付くのが遅れたため、ずっとレーシングラインに居座ったんだ。そのために僕は最終コーナーのブレーキングで抜かなければならなかった。あそこではブレーキングを遅らせてスピードに乗っていくことがとても大事だ。でもレーシングライン上にいなければ、それができないし、タイヤをかなり傷めてしまう。本当にがっかりだ。
明日の決勝中にポジションを上げていけることを願っている。でも難しい一日になるだろうね。レースペースはいいけれど、このサーキットで僕らがオーバーテイクをするのはほぼ不可能だ。
(Q1での最後のアタックについて語り)またタイミングでしくじった。今回が初めてじゃない。こういうことでミスをしていてはいけない。マレーシアでも同じことをした(渋滞の中に出た)。本当にいらいらする。
僕がアタックラップの時に他のドライバーたちはアウトラップを走っている。「集団がいつコースに出てくるのか、分かるわけない」と言うかもしれないが、他のマシンはうまくやっている。
僕らにはいいペースがあったのに、それをムダにしたんだ。自分たちのミスで、タイミングの面で戦略を失敗した。
(最初にソフトタイヤでアタックしたことについて語り)いいアイデアではなかったのだろうね。マシンのペースには(ソフトでQ2に進めるだけの)十分な余力があると思ったんだ。でもそのラップは順調にはいかなかった。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています