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投稿日: 2020.07.02 18:44
更新日: 2020.07.02 19:04

レッドブル代表「シリーズ制覇に挑戦する今年、ホンダの存在は非常に重要」F1オーストリアGPプレビュー


F1 | レッドブル代表「シリーズ制覇に挑戦する今年、ホンダの存在は非常に重要」F1オーストリアGPプレビュー

「去年の11月以来、7カ月間もレースをしていなかった状態から、一気にレースが再開される。今回のように短期間に多くのレースが連続する場合、マシンの信頼性が重要になってくる。多くのレースが行われるので、関係者全員にとって厳しい時期になるだろう。再開直後は激しい展開もあるだろうし、私たちはチャンスを最大限に活かすことが重要になってくる。今年は異例の幕開けとなるが、過去6年、圧倒的な強さを誇るメルセデスに挑戦するためには、それが必要なことなのかもしれない」

「フィルミングデーでマシンを確認することができたのはすばらしいことだった。なんのためにここまで頑張ってきたのか、自分たちの目標はなんなのかを思い出させてくれた。レースがスタートすれば、マシンとレースに集中することになる。すべてはコース上でなにが起こるかにかかっていると思っている」

「2020年はすばらしいシーズンになるだろう。もちろん、ドライバーたちはレースの感覚が鈍った部分もあるかもしれないが、彼らはプロなので、すぐに克服できるだろう。レースは激しいものになるだろうし、これまでとは少し違ったプレッシャーとダイナミクスがもたらされると思う。レースをとても楽しみにしているし、チームは2013年以来の総合優勝を目指している」

「開幕戦は全員が同じ条件で臨むことになるので、マックス・フェルスタッペンのプレッシャーは例年と変わらないと思う。シーズン前のテストではメルセデスが依然として好調だったが、今年の私たちのマシンにはポテンシャルがあると感じているし、期待している。私は心からドライバーたちを信じ、勝利を祈っている。私たちは非常に強いチームだ。メルセデスに挑戦するための設備とツールで、今年は勝利に導きたいと考えている」

2020年F1プレシーズンテストでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1プレシーズンテストでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

「忘れられがちだが、アレクサンダー・アルボンは、F1ではまだ2年目のシーズンだ。しかも、昨年はシーズン途中に移籍し、見事な活躍をみせた。彼はプレッシャーにとても強いように見えるし、昨シーズンの成績をさらに伸ばしてくれると思う。彼にはチャンスが巡ってくるだろう。今年はさまざまな面からも、とても期待している」
2020年6月フィルミングデー アレクサンダー・アルボン(レッドブル)とホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクター
2020年6月フィルミングデー アレクサンダー・アルボン(レッドブル)とホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクター

「(本来のカレンダーに記載されていたグランプリの)ザントフォールト、バルセロナ、モントリオールで行う予定だったアップデートを、今回のマシンに施す。シャットダウン後に得られた情報はすべてマシンに反映され、シャットダウン前に準備されていた状態から進化しているだろう。だが、他のチームもそうだと思うので、私たちがオーストリアでどのポジションにいるかはまだ分からない」

「また、PUにもアップグレードがなされている」

「6月初旬にファクトリーが再開されて以来、時間と勝負をしながら、マシンのあらゆる面で努力を重ねてきた」

「ホンダとの関係は2年目に入り、チーム内での一体感が増してきた。ホンダのデビューシーズンだった昨年は3勝を挙げたが、今年はそれ以上を期待している。彼らは私たちと同じ野心を持っている。オフシーズン中も懸命に開発を続け、もちろん今年はより高い目標を持って臨んでくれている。PUはマシンの重要な部分であり、ホンダは、私たちが前進しシリーズ制覇に挑戦するための重要なパートナーだ」

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