投稿日: 2016.10.27 06:57
更新日: 2016.10.27 07:01
更新日: 2016.10.27 07:01
サインツJr.「12年間のアロンソ研究が助けに」“ヒーロー”とのバトルを振り返る
AUTOSPORTweb
アロンソがひとたびオーバーテイクを実行すれば、ポジションを守り切るのは難しいことは分かっていたとサインツJr.は言う。
「『OK、簡単に捕まえられちゃったけど、ブレーキングをする時には君のミラーにちらちら映るからね。君がロックアップするかどうか見てるぞ』と思った。そしたら彼はロックアップしたんだ」
「でもそのヘアピンの後、彼を追い越すだけのトラクションがなかったんだ。とにかく、僕は抜かれないために全力を尽くした」
「ストレートで一番遅いうえにオーバーテイクするのに最悪のタイヤを履いていた(アロンソの)マシンを見つけたマッサができる限りを尽くしたようにね」
![サインツJr.を追うアロンソ](https://cdn-image.as-web.jp/2016/10/26201940/sai2-300x200.jpg)
「彼(アロンソ)がレース後に僕を見つけて言ってきた最初のセリフは『君にはパラシュートが付いているのかと思った。ストレートで遅すぎるからとても簡単に後ろにつけることができたよ!』だったね」
「あのバトルが10位争いじゃなくて5位争いでよかったね。それにクリーンなバトルができてうれしいんだ」
サインツは7月に行われたハンガリーGP以来のポイントを獲得し、自身のF1ベストリザルトに並ぶ結果を出した。
「予選がうまくいった上にタイヤ管理もうまくいったバルセロナのことを少し思い出した」
「でもあの時と違って5位を争えるマシンでもトップスピードでポジションを守れるマシンでもなかったから、今回の方がほんの少しだけよかったね」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています