更新日: 2020.07.27 14:42
【ブログ】メカニックたちのプロフェッショナルな仕事に感激/F1自宅特派員ハンガリーGP編
その決勝。
あいかわらず、お空が暗いハンガロリンク。
クラシックな国家演奏が素敵でありました、が。
レッドブルリンクの飛行機天国を2度も経験した後だけに、オープニングがちょっと物足りないと感じてしまった罪悪感たるや。
なんとも申し訳ない気持ちでございます……。
レコノサンスラップで、タッペンさん衝撃のクラッシュ!!!
なんてこったい、フロントウイングがもげておるではないかいな。
まだレースが始まる前なのに、ドラマチックが止まらない。
なんとかグリッドに戻ってこれたタッペンカーに、メカニックさんたちが一斉にとびかかりまして。
プロフェッショナルな方たちの働くお姿に、思わず正座して見守る我。
直るの? もしかして直っちゃうの? な、直ったーーーーーーーー!
……すごいです、本当にすごいです。
もうこのシーンの後に『完』つけてもいいくらいの満足感。
いやあ、いい仕事を見させていただきました。
タッペンさんは、レース後みなさんに、何かご馳走して差し上げていただきたい。


ハースのケビン・マグヌッセンさんが、ウエットタイヤを履いておられるとの一報が。
直前まで雨が降っていたおかげさまで、路面はしっとりジューシーではございますが、
あまりウエットではない路面で何周くらい走れるのかな? 数周でタイヤ駄目になるんじゃないのかな?
マグヌッセンさん以外は、みなさんインターミディエイトという状況のなか、ずいぶんとダイナミックな賭けでございます。
……そういえば、以前ライコさんも、ウエットタイヤで、ひとり放り出されたことがあったっけな。
あのときの絶望感を思い出して、わたしのこころもしっとりジューシーでございます。
しかしハースは、いい意味で期待を裏切ってくれましたよ!
ハースのおふたりは、スタートグリッドには並ばず、ピットインでミディアム作戦に。
なるほどそうきたかー。そういう手があったかー。
まさに進撃のハース。
これが功を奏して、スタート後は好位置におられまして。ピンチをチャンスに!
しかし、レース後10秒加算の刑に処されて順位降格。おおぅチャンスがピンチに……。
なんでもフォーメーションラップ中の無線指示は違反なのだとか。知らなかったわ。
それでも、マグヌッセンさんは10位入賞でポイント獲得されておられます。
結果、作戦は成功だったのではないでしょうかね。
