投稿日: 2020.10.10 13:20
更新日: 2020.10.10 13:21
更新日: 2020.10.10 13:21
ホンダF1田辺TD初日会見:土曜日はPU同一モードの最適化が最優先に「両方しっかり走れる設定を見つける」
取材・まとめ 柴田久仁夫
──来季のパワーユニットは2022年以降のものを前倒しするとのことですが、金曜会見で山本雅史マネージングディレクターが「新骨格のPUを投入する」とコメントしていました。新骨格というのは、レイアウトとかサイズ変更を見据えた大きな改良なんでしょうか。
田辺TD:みなさんご存知のように来季の車体は、大きな変更が許されていません。なのでPU側も外観が大きく変わるような変更はできない。ギヤボックスも基本的に大変更できないですし。その意味では、見た目の変化はないです。
──2017年から始まったコンセプトも、継続されると。
田辺TD:そう思っていただいていいです。
──今回の撤退発表を受けて、ミルトンキーンズやレース現場で、スタッフを集めて田辺さんから改めて伝えたことはありましたか。
田辺TD:はい。ともに伝えたことは同じで、内容としては、本社の決定で活動を終了することになった。とはいえ今年あと7戦、そして来季1年残っており、今まで通りチームと力を合わせて戦っていく。そんな内容でした。さらに両チームのスタッフ、ドライバーに対しては、これからもプッシュし続ける、現場は何も変わらないので、最後まで一緒にやっていこうと話しました。
──それに対するチームやドライバーからの反応は?
田辺TD:「そうだね、(現場は)何も変わらないね。一緒にプッシュしていこう」と、言ってくれました。
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