投稿日: 2020.11.20 13:36
更新日: 2020.11.21 00:48
更新日: 2020.11.21 00:48
【F1第14戦無線レビュー(1)】「焦ってインターにするのはやめようぜ」タイヤ交換に慎重だったフェルスタッペン
Masahiro Owari
この日のレッドブル・ホンダの2台はインターミディエイトに履き替えても戦闘力が落ちることなく、前を追っていく。そのプレッシャーに負けたのか、15周目にはハミルトンがブレーキングで走行ラインを外れ、アルボンにオーバーテイクされる。
ハミルトン:ブレーキが機能していない
フェルスタッペンは2番手のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)を猛追。18周目の9コーナーのブレーキングでペレスがミスすると、フェルスタッペンは10コーナーをテール・トゥ・ノーズで立ち上がっていき、11コーナーでオーバーテイクを仕掛けるも失敗。スピンしてしまう。
フェルスタッペン:フラットスポット
レッドブル・ホンダ:ピットインしろ
これで5番手に上がったハミルトンだが、前を走るベッテルをなかなか抜けない。
![セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)](https://cdn-image.as-web.jp/2020/11/15215803/asimg_XPB_1069153_1200px_5d5fb125db0d6f4-660x439.jpg)
ハミルトン:すごく時間を失っている
しかし、メルセデスはこの状況にチャンスを見出していた。
メルセデス:路面がドライになるまで、このインターミディエイトでできるだけ長く走れば、チャンスになる
ハミルトン:わかった。でも、ドライになるのはまだまだ先だよ
スピンして、8番手までポジションを落としたフェルスタッペンとレッドブル・ホンダもメルセデスと同じことを考えていた。
レッドブル・ホンダ:路面状況を確認したい
フェルスタッペン:最終セクションがまだウエットだ