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投稿日: 2020.11.29 00:28
更新日: 2020.11.29 00:44

王者ハミルトンが今季10度目のポール獲得。レッドブル・ホンダが2列目に並ぶ【予選レポート/F1第15戦】


F1 | 王者ハミルトンが今季10度目のポール獲得。レッドブル・ホンダが2列目に並ぶ【予選レポート/F1第15戦】

 Q2では決勝のスタートタイヤを見据えてほぼすべてのマシンがミディアムでコースインし、アルファタウリの2台だけがソフトタイヤでコースインする。

 各車がアタックするなか、サインツJr.がターン1のブレーキングでリヤがロックアップしスピンしてストップ。誰もタイムを記録しないまま残り9分10秒の時点で赤旗提示となる。

 8分の中断を挟んでセッションは午後5時38分に再開。ここでも各車は再び新品のミディアムを投入してコースインしていく。タイヤの残っていないフェラーリ勢、ルノー勢、アルファタウリ勢、ストロールはピットで待機し、残り4分を切ったところでコースインしていく。ラッセルだけが中古のソフトを履き、ストロールは中古のミディアム。アルファタウリ勢も今度はミディアムをチョイスし、決勝でソフトを履きたくないという意図がありありと伝わってくる。

 ここでハミルトンが1分27秒586でトップに立ち、フェルスタッペンは0.439秒差の2番手、ボッタスが僅差で3番手、ダニエル・リカルド(ルノー)が4番手に飛び込み、FP2と同じように最終コーナー出口でワイドになったアルボンは0.163秒差の5番手となる。

 ターン6などいくつか小さなミスがあったというベッテルは11番手、ルクレールが12番手、ストロールは13番手、ラッセルが14番手、サインツJr.が15番手でQ2敗退。アルファタウリ勢は2台揃ってQ3進出を果たした。

ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2020年F1第15戦バーレーンGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

 Q3は各車がソフトタイヤでアタックに臨み、1回目のランではメルセデスAMG勢とフェルスタッペン、エステバン・オコン(ルノー)、ガスリー、ペレスだけが新品のソフトで、それ以外の5台は中古のソフトを使う。

 ここでもハミルトンが1分27秒677でトップに立ち、フェルスタッペンが0.146秒差の2番手、ボッタスが0.244秒差の3番手、ペレスが0.793秒差で4番手につけた。

 残り4分でメルセデスAMG勢が先頭でガレージアウト。アルファタウリ勢もここに割って入る。全車とも新品のソフトタイヤで最後のアタックへと臨んだ。

 ここでもハミルトンは1分27秒264を記録して他車を寄せ付けず、ポールポジションを獲得。ボッタスは0.289秒差で2番手、フェルスタッペンは0.414秒差の3番手、アルボンは1.010秒差で4番手、以下は10番手まで0.3秒の僅差で5番手ペレス、6番手リカルド、7番手オコン、8番手ガスリー、9番手ノリス、10番手クビアトという予選結果となった。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2020年F1第15戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年F1第15戦バーレーンGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)


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