投稿日: 2021.06.10 15:10
更新日: 2021.06.10 15:13
更新日: 2021.06.10 15:13
ウイリアムズF1のラティフィ、チームのミスで30秒のタイム加算ペナルティ「僕にはどうすることもできなかった」
autosport web
Translation: AKARAG
ウイリアムズF1チームのニコラス・ラティフィは、第6戦アゼルバイジャンGP決勝で、セーフティカー出動中の規則違反により、30秒のタイムペナルティを受けた。しかし、無線記録によって、チームからの指示が適切になされなかったことが明らかになっている。
決勝終盤、メインストレートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がタイヤトラブルにより大クラッシュを喫した。その後、セーフティカーが出動、デブリの清掃のため、全車がピットレーンを通過して走行するよう指示がなされた。しかしラティフィがピットレーン入口に近づくなかで、チームからは「ステイアウト、ステイアウト、ステイアウト、ステイアウト、ステイアウト!」という指示が飛んだ。ラティフィが入口を通過した後、レースエンジニアは「ピットレーンを通るように。だがピットストップはなしだ」と付け加えた。ピットレーンに入りそこねたラティフィに、エンジニアは謝罪している。