投稿日: 2021.11.06 19:07
更新日: 2021.11.06 19:21
更新日: 2021.11.06 19:21
ホンダF1田辺TD初日会見:PU交換の角田は「残り5戦、全力で戦う形を整えられた」新型ESは輸送の問題で投入できず
取材・まとめ 柴田久仁夫
──「走ってみないとこのコースでの力関係はわからない」とのことでしたが、どんな感触を得ることができましたか。
田辺TD:まだ初日ですし、これからですね。出だしとしてよかったというだけで、他チームもこれからしっかり仕上げてくるでしょう。
![マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)](https://cdn-image.as-web.jp/2021/11/06190325/asimg_XPB_1117562_1200px_21618652ec1f3db-660x440.jpg)
──ホンダは新しいES(エナジーストア)を開発して、他の3台には投入されています。今回、角田選手に入れなかった理由は?
田辺TD:ロジスティック的な理由から、投入を見送りました。パワーユニットは非常に複雑な生き物で、この先何が起きるかわからない。とはいえ今回交換した角田選手を含め、全PUはこのまま最終戦まで不安はない状況です。
──できれば角田選手にも入れたかった、というのが本音ですか。
田辺TD:……本音、です(苦笑)。
──ロジスティック的な理由というのは、ヨーロッパラウンドだったら投入できていたのでしょうか?
田辺TD:そうですね。バッテリーというのは非常に特殊な輸送許可を取る必要があって、なかなかハードルが高かったです。
──角田選手の場合はこのまま3基のパワーユニットでいけなくもないけれども、4基目を入れた方がいいという感じだったのでしょうか? それとも3基では、かなりギリギリだったのですか?
田辺TD:ちょっと後ろ髪を引かれるタイプの交換でした。ただこれで残り5戦、全力で戦える形を整えることができた。そういうことになりますね。
![角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)](https://cdn-image.as-web.jp/2021/11/06153014/asimg__32A2090_df618620f5622f1-660x440.jpg)
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