投稿日: 2021.11.12 16:12
更新日: 2021.11.12 16:14
更新日: 2021.11.12 16:14
ホンダF1田辺TD会見:スプリント予選方式では「FP1での最適化が勝負の鍵」丸1日のフライト遅れで作業に影響
取材・まとめ 柴田久仁夫
2021年シーズン最後の3連戦はメキシコからブラジル、そしてカタールへと、レース終了直後に10時間以上のフライトを繰り返す過酷なスケジュールだ。それだけにチームスタッフに蓄積する疲労や、資材運搬の問題などが危惧されていた。
その心配が不幸にも的中し、メキシコからブラジルへの複数フライトに遅れが出た結果、いくつかのチームではサーキットでの準備に支障が出た。ホンダも「木曜日になってやっと仕事に本格的にとりかかることができた」と、田辺豊治テクニカルディレクターが現場のあわただしい状況を伝えていた。
一方で今季3回目のスプリント予選となるこの週末については、「FP1の60分だけで車体、パワーユニットをいかに最適化できるかが勝負の鍵を握る」としつつ、「今度こそ、4台完走、4台入賞」を狙いたいと抱負を語っていた。