投稿日: 2021.11.19 15:21
更新日: 2021.11.19 15:22
更新日: 2021.11.19 15:22
ホンダF1田辺TD会見:初開催&トワイライトのカタールでは「気温の状況を注視」特別ミーティングは実施せず
取材・まとめ 柴田久仁夫
2021年F1第19戦ブラジルGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がエンジン交換、予選失格で2度のグリッド降格ペナルティを受けながらも、圧倒的な速さで勝利を奪った。その結果に危機感を募らせたレッドブルが、ホンダ側と緊急ミーティングを行ったという報道も見られたが、ホンダF1田辺豊治テクニカルディレクターによれば「通常のミーティング以外は、特にしていない」と、その事実を否定した。
一方でメルセデスがシーズン終盤に立て続けにエンジン交換を行っていることについては、「勝つために戦っているわけで、規約上はまったく問題ない」としつつも、全体的なコストを抑えるなど、F1の基本理念からは「はたしていいことなのかどうか」と、若干の疑義を呈した。さらにホンダ製パワーユニットの特性からすれば、「新品を入れるメリットはない」とメルセデスのやり方は追従しないと言明した。