更新日: 2017.01.27 15:39
1時間に短縮のFP1はFインディアが首位発進
セッション折り返しの45分を迎えた開始15分過ぎ、マクラーレン・ホンダのアロンソが最初にソフトタイヤを履いて計測ラップに取り掛かり、まずは2分ちょうどのタイムを記録する。アロンソは続けて2周ほどタイム計測を行い、1分53秒台までタイムを縮めた。
アロンソに続いたザウバーのマーカス・エリクソンが2番手につけ、もう一台のマクラーレン・ホンダを駆るジェンソン・バトンが3番手タイムを記録したが、最初の30分にタイムを記録したのはこの3台だけ。
その後、バトンが残り20分のタイミングで1分50秒台のベストタイムを記録すると、ようやくコース上も徐々に賑わい始め、残り15分過ぎからは多くのマシンが本格的に走行を開始。終盤も清掃が行われた部分は引き続き濡れていたものの、各車は挙動を乱しながらもタイム計測を続け、残り5分となったところでフェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分45秒台をマークしてくる。
ベッテルはフィニッシュ目前にも1分44秒とさらにトップタイムを縮めてくるが、直後に最終アタックを仕掛けたニコ・ロズベルグがベッテルのタイムを更新。さらに、そのロズベルグのタイムをフォース・インディアのヒュルケンベルグがコンマ1秒塗り替えたところでセッションが終了となり、結果、ヒュルケンベルグがFP1のトップとなり、ロズベルグ、ベッテルが2、3番手。4番手にはセルジオ・ペレスが入り、フォース・インディアが幸先のいいスタートを切った。
ドライバーズ選手権をリードするルイス・ハミルトンは、最後のアタックでスピンを喫し7番手止まり。序盤、積極的に周回を重ねたマクラーレン・ホンダは12周を走ったバトンが11番手、アロンソは最多の16周を走り、14番手で最初のセッションを終えている。