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投稿日: 2022.10.30 15:48
更新日: 2022.10.30 15:49

フェルスタッペンvsペレスの、吹いたら負け。奇跡の予選同タイム【SNSピックアップF1第20戦(2)】


F1 | フェルスタッペンvsペレスの、吹いたら負け。奇跡の予選同タイム【SNSピックアップF1第20戦(2)】

●奇跡の同タイム記録/土曜日の様子

 FP3で、まるでレースのようにポジションを入れ替えたF1界の仲良しコンビ、マクラーレンのランド・ノリスとフェラーリのカルロス・サインツ。阿吽の呼吸とはまさにこのことで、信頼関係があるからできる動きだ。

 なお阿吽の呼吸ができないとこうなってしまう。アルファロメオのバルテリ・ボッタスがサインツの進路を塞いでしまい、サインツは無線で苦言を呈する。普段からのコミュニケーションが、こういった場面で露呈されてしまうのか。

 さてFP3ではメルセデスが好調を見せ予選もポールを獲得する期待感に包まれたが、最後はフェルスタッペンが奪取。フェルスタッペンは2番手タイムをマークしたラッセルと健闘を称えあう。バックグラウンドで流れるマリアッチにオマージュされたF1公式テーマソングが、ふたりの友情を物語るような雰囲気を醸し、最高の演出となった。

 ペレスは4番手タイムと表彰台獲得に向けてポジションは悪くない。パパペレスも明日に期待しこの笑顔だ。

 ところでQ1ではハースのミック・シューマッハーとアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルという師弟コンビが1000分の1桁まで同タイムを記録した。先に記録を出したシューマッハーが上位グリッドとなり、まるで1997年のヨーロッパグランプリでジャック・ヴィルヌーヴ、ミハエル・シューマッハー、ハインツ・ハラルド・フレンツェンを想起させるものだ。弟子が師匠にどれだけ差をつけるのか、お互い残りわずかな時間を噛み締めて決勝レースに挑む。


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