かまぼこ縁石もなんのその。赤褐色の建物が印象的なマラケシュ/ふとりカメラマンのフォーミュラE現地ルポ1
2018/19年からニッサンがワークス参戦を表明し、日本でも注目が集まっているフォーミュラE。このレースを2014/15年の初年度からフォローしている数少ない日本人カメラマン、太(ふとり)カメラマンが1月13日の2017/18年第3戦マラケシュE-Prixに潜入。そのルポをお届けします。
日本では、なかなか馴染みの薄いモロッコという国でのフォーミュラE、その現場の様子をご堪能ください。
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はじめまして! フォーミュラEを現地で撮影しているカメラマンの太(ふとり)です。
簡単ですが、自己紹介を。
1989年にF1をTVで見てから、すっかりモータースポーツの虜に。その後、F1やWECをサーキットで観戦するようになりました。
フォーミュラEは発足初年度の初戦、北京E-Prixから現地で撮影を行っています。全戦に足を運べているわけではありませんが、シーズンを追うごとに現地へ出向く回数も増加。2018/19年のシーズン5以降からは全戦での撮影を検討しています。
さて、フォーミュラE第3戦は、唯一のアフリカ開催のマラケシュ(モロッコ)大会。
日本からモロッコまでの直行便はなく、今回は中東経由。東京を出発してから24時間で到着です。空港内が改装されて綺麗になっていました。
さて、今回はマラケシュE-Prixを翌日に控えた現地の様子をお届けします。
まずは、コースを少し歩いてみます。
先日、フォーミュラEのタイトルスポンサーとなったABBです。
観戦スタンドがある5コーナー。昨シーズンのマラケシュE-Prixでは、これくらいの段差もガンガン乗り上げていました。
次は、ピットを歩いてみます。各チーム、車検、マシン交換のための乗り換え練習をしています。
前回の香港E-Prix(レース1)、ピットインでマシンを止められずガレージに入れられなかったサム・バード選手、今回はメカニックの押しがけからのマシン乗り換え練習です。
ガレージ奥に置かれている”STOP”サインが止める位置です。なんと、いきなり”STOP”サインに当ててしまいました……。