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2017.11.30

日本では実現難しそうなコースレイアウトに驚き/フォーミュラE香港現地ルポ1回目


モタスポブログ | 日本では実現難しそうなコースレイアウトに驚き/フォーミュラE香港現地ルポ1回目

メカ&ハコ車&スポーツカーマニアの“ヘンタイ”カメラマン、鈴木紳平がフォーミュラE香港の現場に登場。現地ルポ1回目は搬入日の模様をお届けします。本人がどう言おうと、とにかく寛大なお気持ちで、ごゆるりとご鑑賞下さい。

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 やって参りました香港。フォーミュラE 第4シーズン開幕戦であります。今日は設営日である水曜日の模様をお送りしたいと思います。

 まずは現地へ。香港島の反対側に宿泊する私はフェリーで現地入りです。悪党を退治しにいく西部警察の大門圭介よろしく水路での現地入りに無駄にテンションが上がります。

 とはいうものの乗ってきた船はこんな感じの船です。乗船中は時間がゆっくり流れます。

 まずは高台から様子を伺いましょう。ここは長いストレートの後の2コーナー。ここを右に曲がりテクニカルセクションへと向かいます。

 カメラを左にパンすると3、4、5、6、7、8コーナーが見えます。2コーナーを立ち上がったマシン3、4コーナーのシケインを通過後、左奥、ヤシの木が生えているラウンドアバウトを右へ。緑の屋根のフェリー乗り場を左に見ながら画面右の観覧車付近まで行き右へUターン。そしてふたたいびヤシの木ラウンドアバウトを左折(7コーナー)し、スタンド沿いを走って8コーナーへと向かっていきます。なかなかすごいコースレイアウト。

 日本で、このレベルのコースレイアウトを実現しようとするとハードルは高そうですね。

 コースの上の歩道橋もフォーミュラE仕様に。走行が始まったらすごいことになっちゃうんでしょう。ちなみにこの歩道橋は地下鉄の駅とフェリー乗り場を結んでいます。

 ピット、パドックを眺めます。手前の白い三角型屋根のテントがピット、奥にある超絶デカい白い建造物がお客さん用のテントになります。

 正午の設営開始に合わせて各チームが集まり始めます。他のレースのように他チームのスタッフと談笑する姿が無いのが印象的です。

 ピットに行きましょう。車両、その他道具はこんな姿で輸送されて来ます。内訳は1ドライバーにクルマが2台ですから車両用ケースが2個×2。工具箱、掃除機その他が入った大きめなケースが2個。その他ピット内のオーバーヘッドの資材を入れたケースが2個。1チームおおよそ8個のケースになります。

 ADVANカラーのフォークリフトを見てふたたびテンションが上がります。

 ケースの中身を見てみましょう。こちらはMS&ADアンドレッティ・フォーミュラEの27号車、小林可夢偉さんのケースです。大きいケースには掃除機のヘンリー君の姿も。

 車両用のケース内はこのように。大体のチームが車両と一緒にピット内パーテーションを収納しています。

 フォーミュラE車両と初めての対面です。感想? 特にありません。


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