いかだレース復活でテンション上がりっぱなしロス・ブラウン@F1カナダGP 現地情報2回目
ルイス・ハミルトンがアイルトン・セナに並ぶ65回目のポールポジションを獲得したり、カナダ名物「いかだレース」が20年ぶりに復活したり。記念ずくめだった現地の様子をムッシュ柴田氏がお届けしていきます。
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ルイス・ハミルトンへのセナへルメットのプレゼント、なかなか粋な心遣いでしたね。予選後のインタビューの席で、はいどうぞと渡されるや、ハミルトンは両手に持ってたグローブやドリンクをボトッと落としてました。そんな仕草、ドラマの世界だけのことかと思ってたら、本当にぼう然とすると人はそんな行動に出るんですねえ。
もらったヘルメットを大事そうに抱えて会見場に向かうハミルトン。
会見の間もずっと前に置いてました。メルセデスドライバーがホンダのロゴの入ったヘルメットを持ってるというのも、なかなか貴重なショットですよね。
さて予選後のパドックでは、カナダGP名物だった「いかだレース」が行われました。ほとんど20年ぶりの復活です。
オリジナルのいかだ作りを競ったかつてのレースとは違って、今回は共通パーツを支給される、いわばワンメイクレースでした。
とはいえ組み立て方は各チーム自由で、45分間の作業時間中あ~でもない、こ~でもないと大騒ぎでした。チームFIAで組み立て指揮を執ってるのは、本業はF1マシン車検責任者のジョー・バウアーです。
チームFOMで張り切りまくってたのは、ロス・ブラウン。隣の若者から、「何、このオジサン」という視線を向けられても、おかまいなしでした。ロスはレース中もテンション上がりっぱなしでしたが、それはまたのちほど(^^)。