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2017.07.08

一線を超えてしまったFインディアはピリピリムード@F1オーストリアGP 現地情報1回目


モタスポブログ | 一線を超えてしまったFインディアはピリピリムード@F1オーストリアGP 現地情報1回目

 2017年F1第9戦オーストリアGPでは前戦で接触したルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルの会見、さらにセルジオ・ペレスとエステバン・オコンの囲みが行われました。今回もムッシュ柴田氏が現地の様子をお届けします。
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大荒れに荒れたアゼルバイジャンGPの次のレースということで、FIAは木曜日のドライバー会見に「渦中の二人」ハミルトンとベッテルを喚び出しました。

F1オーストリアGP 現地情報

席順は左からハミルトン、ベッテル、マグヌッセンと指定されてます。同席した二人がいったいどんな行動に出るのか、握手をするのか完全無視か、満員の報道陣は興味津々で見守ったのですが、先に入ってきたベッテルはさっさと右端の席に座ってしまいました。しょうがなく真ん中に座るマグヌッセン。そんなゴタゴタなどどうでもいいとばかりに、会場の様子を動画撮影し続けるハミルトン。なんか二人とも、やりたい放題というか……。

F1オーストリアGP 現地情報

いざ会見が始まると、ベッテルがどちらかというと硬い表情だったのに対し、ハミルトンはかなりリラックスしてました。はたしてこれは、今後のタイトル争いの行方を暗示する光景なのか。それにしても真ん中にちんまり座るマグヌッセン、最近ますますオッサンぶりに磨きがかかってる印象です(笑)。

一方フォース・インディアのモーターホームでは、これまた前戦でぶつけ合った二人の囲み会見が行なわれました。もちろん別々に、です。まずは、ペレス。

F1オーストリアGP 現地情報

終始厳しい表情で、「レースのやり方がわかってない。もっと経験を積むべき」と、チームメイト批判が止まりません。

オコン囲みの開始をそれから1時間半もあとに設定したのは、二人がカチ合うのを避けたから?!ま、それはともかく、

F1オーストリアGP 現地情報

オコンの方は「悪いのは僕だけじゃない。フィフティ・フィフティだよ」と主張。「F1経験が少ないのは確かだけど、でも僕は彼が獲れなかった下位カテゴリーのタイトルをいろいろ獲ってるからね」と、一歩も譲らず。もはやチームがコントロールできる段階を、二人は越えてしまってる感じです。


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