ライコネン、だぶだぶすぎるってよ@メルボルン現地情報
何もかもが新鮮な開幕戦、ムッシュ柴田氏によるフロム・ザ・パドック金曜&土曜の模様を、お送りします。最後に、バトンの「ボタン」を激写してますよ。
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木曜日の快晴から一転、グランプリの始まった金曜日と土曜日は、ずっと雨模様。セーターを着込んだぐらいでは震えが止まらないくらい気温も急降下しました。
どんより天気を吹き飛ばすような、まぶしい笑顔。
メディアセンターの受付嬢です。日豪ハーフの女性で、日本語も達者でした。
初 日は雨のため「本当の実力は、まだわからない」と慎重な姿勢のマクラーレン・ホンダでしたが、予選は12位と13位。目標とするQ3進出はならなかったも のの、思ったより上のグリッドに行けたというのが偽らざる気持ちだったんじゃないでしょうか。それより何よりドタバタで盛り上がりに欠けた“史上最低の予選”を走らされたことに、ドライバーたちは心底うんざりしてるようでした。
一方こちらは、フリー走行2回目の終了直後に車検場へと急ぐキミ様。レーシングウェアの採寸を間違えたわけじゃないですよね。ダブダブっぷりがハンパないんですが……。
パドックに出ていくと、おお〜、オーストラリアの英雄ミック・ドゥーハンが、いるじゃないですか。ホンダではなく、メルセデスのロゴを付けたレーシングスー ツ。この週末、ツーリングカーレースに出場してるのです。二輪で世界を制したミックも、四輪はちょっと勝手が違うようで。ジョニー・ハーバートにコツを伝授してもらってたんでしょうか。
そのうち上空に、ものすごい轟音がとどろき、オーストラリア空軍のジェット戦闘機が飛来してきました。
それをスマホで撮ろうとするデイモン・ヒル。超高速で絶対に追えないし、撮れても豆粒みたいに小さいはずなんだけど、世界チャンピオンは細かいことにはこだわらないのですね。
さて、最近は個人的にベジタリアン風の食事に凝ってまして、メルセデスの野菜たっぷりの昼食はありがたいです。種類も豊富、食材も新鮮で、満足度高し。毎回 必ずスープが供されるのは、今週末みたいに肌寒いときは特にうれしいです。ちなみにケータリングは、ペトロナスが運営しています。
予選後の夕暮れ、恒例のマクラーレン・ホンダ会見が行われました。
今年はドライバーとマネージメントが、交互に着席。意図は不明ですが、なんかいい感じです。新たに総責任者に任命された長谷川さんも冬のテストで会見をこなしていたこともあって、まったく危なげない対応でした。右端のアロンソくんは、あいかわらず窓の外を眺めてばかりいましたが。
初めて試された新予選方式の話になると「みんなが絶対ダメだと事前に言ってたのに、どうして強行してしまったのか」と憤然と語っていました。
最後に、囲み会見とは全然関係なく、場所も時間も違うんですが……。
バトンの実に穏やかな表情と
トレードマークのバトン(ボタン)のタトゥが撮れました。