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2016.10.23

Shots!──秋晴れのオースティンで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目


モタスポブログ | Shots!──秋晴れのオースティンで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目

Shots!──秋晴れのアメリカで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目
快晴とはまさにこんな感じという見本みたいな天気です!
朝と晩は寒いくらいなんですけれど、昼間は短パンとTシャツでちょうどいい感じ。

毎年行っている恐竜タワーには、FP2に行ってきました。
一般の人も行けるので、観戦に行ったら是非一度は登ってみてくださいね!
◯玉がキュ〜ってきます!(女子はどう感じるのでしょうね???)

でも、写真を撮っているうちに不思議と全然怖くなくなるのが不思議・・・慣れるってことなのかな?

Shots!──秋晴れのアメリカで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目
インラップで、アロンソ選手がちょっと強引にライコネン選手に抜かれて、ムッとしてコーナーを4個くらいオラオラとかまっていたのが印象に残ってます。
あ、ムッとしたかどうかは、僕の想像ですけどね。

Shots!──秋晴れのアメリカで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目
レッドブルが好調です!
たまにはそういうことがないとね。

Shots!──秋晴れのアメリカで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目
リカルド選手のアメリカGPスペシャルカラーヘルメット。
ナゼ、アメリカでスペシャルなのかな?

スタントマンのレプリカカラーリングらしいんだけれども???
まあ、いいんですけどね。

Shots!──秋晴れのアメリカで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目
鈴鹿で残念なレースだった、我らがマクラーレンホンダの2台。
その、理由を長谷川さんに聞いてきました!

Shots!──秋晴れのアメリカで、長谷川さんが鈴鹿を振り返る@アメリカGP1回目

「よし、長谷川さんに聞いてみよう!」

ペンネーム:bluewind
Q:Powerd by HONDAのロゴを復活させるとまた日本でもっとF-1ファンが復活するのではと思います。長谷川さん是非昔のロゴを超えた
Powerd by HONDAを誇らしげに輝かせて下さい。

A:その時代に応じたHONDAのアイデンティティを創っていくので、現在のホンダは、HONDAロゴでいくということになっています

僕からの質問ですが、鈴鹿に観戦に行かれた人、テレビで観戦した人などが、日本グランプリのマクラーレンホンダは一体どうしたんだろうと疑問に思っている人が今もたくさんいると思うんです、長谷川さんは、このアメリカから日本グランプリを振り返ると如何でしょうか?

「一言で言えば、我々の車体セットアップが上手く合ってなかったということだと思います。鈴鹿というのは非常に連続コーナーが多いんですね、例えば一つ目のコーナーでスピードが乗せていけないと次のコーナー以降が全部スピードを乗せていけなくなるんですね。そういう意味で非常に難しいサーキットなんですね。今のマクラーレンの車体はここはいいけれど、あそこはダメという車体ですと厳しい事になってしまうということだと思います。
車の車体の総合性能が上手く全て合ってないと良いタイムが出せないという、素晴らしいサーキットだとということが分かると思います」

でも、マクラーレンというチームは昔から走っていてよく知っているサーキットですし、もちろんドライバーもチャンピオン2人で最強なわけだし、パワーユニットも昨年に比べたら格段に良くなっているわけじゃないですか。そして今年は好調なレースがたくさんあって良い流れに見えていたわけです。そのアベレージスピードが、鈴鹿に来たらいきなり、ドーンと落ちちゃったわけで僕も含めてファンの人も???となっちゃったと思うんですよね……

「まず、一つ目は予選が上手くいかなかった。抜けないサーキットですし、スタートも上手くいかなかった。でも、レースペーストしては決して悪いわけじゃなかったんですけど、戦略上も上手くいかず前に出られなかった。じゃあ、予選がなんであんなにダメだったかということに尽きると思うんです」

車体のセットアップの問題ということでしょうか?

「セットアップというか、鈴鹿に合わなかったということに尽きると思います」

マクラーレンというチームでもそういうことがあり得るということですね……

「普段だと、予選で一発失敗しても挽回できるところがあるので順位が落ちないんですけれど・・・例えばセクタ−1を失敗してもセクター2、3で挽回することができるわけですけれど、鈴鹿の場合は一つの失敗が全部につながってしまうので上手くまとまらなかったということ、予選で失敗するとレースでも大きく響いてしまうということだと思います」

マノーを抜けない、ザウバーも抜けないということになってしまうということですね……

「そうですね、でもそれは明確で、やっぱりストレートスピードが無いので、やっぱり抜けないですよね・・・そこは弱点です」

では、ホンダファン、F1ファンの方に1年後になりますけれど、来年の日本グランプリに向けて何か言いたいことはどうでしょう?

「やっぱり、エンジンパワーをきっちり出すことによってどこのサーキットでも確実によくなりますから、そこで挽回するということですね!
例えば、ラップタイムが悪くてもエンジンパワーが上がってトップスピードが出れば抜くことも可能になりますし結果も出るということになりますからね」

良くわかりました!ありがとうございました!

みなさん!日本グランプリは終わってしまいましたが、アメリカ含めあと4グランプリが残っています!
長谷川さんへの質問、どんな内容でもOK!ですので、ぜひメールを編集部の方にお願いします!お待ちしています!!!

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熱田護(あつた・まもる)1963年生まれ。三重県鈴鹿市出身。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。2輪世界GPを転戦し、1991年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。2016年もF1全戦をカバーする予定。WEB:Mamoru Atsuta Photography


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