Shots!──熱田カメラマンのスペイン、金曜日。ホンダへの質問を募集します。
ヨーロッパラウンドの開幕であります! 毎年のことながらのF1らしい風景です。
新規チーム、ハースのホスピユニット。
ホンダさんは、桜の位置が変わったくらいの変更かな。
マクラーレンは、アップデートが効いているのか、アロンソ選手が7位でした。でも、まだ金曜日。本当の速さは予選でわかります。
木曜日のピットウォークで自撮りする、地元のスーパーヒーロー、アロンソ選手。当たり前ですけど、そりゃあもう、圧倒的な人気です。ちなみにアロンソ選手は、このあと逆を向いて、もう一枚撮ったんですけれど、そこに僕も写っちゃってました……申し訳ない。
レッドブルに乗る、フェルスタッペン選手。まあ、正直、そんなに新しい感じも、違和感もまったくなし……。
そして、クビアト選手も元に戻った感じで、すんなりと溶け込んでいるように見えます。
でも、今回の交代劇ですけれど、ロシアでのベッテル選手への追突がきっかけとなったのは間違いないけれど、追突する直前のベッテル選手が減速しているように見えちゃうんですよね……その減速を、どう見るかだけれど、もしベッテル選手がちょっとアクセルを抜いたとしたら、ちょっとクビアト選手がかわいそうにも思えます。
クビアト選手のコメントにもあるように、レッドブルにフェルスタッペン選手を乗せたいという首脳陣の思惑がずっとあったようですから、そのきっかけを与えてしまったわけです。
そもそもレッドブルのエースドライバーは、ベッテル選手も勝てなかったリカルド選手なわけです。そのリカルド選手を打ち負かせるドライバーは多くはないですよね。というのと、ドライバーのいきなりの交代というのはレッドブルとして話題づくりにもなりますし。大人の事情が絡み合った顛末です。
まあ、これもF1ぽいということで……。
そして、ちょっと「蚊帳の外」感があった、サインツ選手が5番手につけています。お父さんも気が気じゃないです。地元だしね。
フェラーリのライコネン選手が、いい感じです! 初日は2位でした。やっちゃっていただきたい!
いい笑顔の白幡メカ。ここまで4戦連続でピットストップ時間最速。いつまで記録更新できるでしょう。レース後が楽しみです。
今回がGP2とGP3の開幕戦です。我らが、松下信治選手と鈴木亜久里さん。
金曜はGP2の予選がありました。
松下選手は8位。予選中には雨がパラパラと降ったりやんだり。雨でタイムアタックに出るタイミングが難しかったことと渋滞にひっかりました。そして、ペナルティもあって第1レースは11番手からスタートとなってしまいました。きっと、追い上げるレースをしてくれると思います!
今年は、松下選手にとってF1にステップアップするための大事な1年となります。木曜に少し話を聞いたんですが、トレーニングの結果、体つきも引き締まって体力も問題ないし、気力も充実しているし、チーム体制もいいので期待に応えてくれると思います。是非みなさん、今年は松下選手にも注目してくださいね!
そして、GP3に出場する福住仁嶺選手。昨年、全日本F3での活躍がホンダさんの目に止まり、参戦が決まりました。最初のセッションは雨で、24台中13位と真ん中くらい。土曜に予選と第1レースが行われます。楽しみですね。
やっぱり、日本人選手がいるというのは、いいです!
ちなみにジュリアーノ・アレジ選手は、初日21位でした。
そして、僕の思いつき企画です。
みなさんから、ホンダの長谷川さんに質問を募集します!
質問の内容は基本的に、なんでもいいです。応募多数の場合は、僕が選んで、長谷川さんに聞きます。
題して「よしっ、長谷川さんに聞いてみよう!」
まず、次戦のモナコから開始しますよ。
質問が採用になった方に、ホンダさんから提供のドライバー直筆サイン入りドライバーズカードを進呈します。今年のカードは、なんと豪華ホログラム! アロンソ選手、バトン選手どちらが送られてくるかは、あなたの運まかせとなります(笑)
質問の送り先は、メールで下記アドレスに。
f1readers@sans-inc.jp
件名に「よしっ、長谷川さんに聞いてみよう!」として
住所、氏名、年齢、性別を明記の上、ご応募ください。
(もしドライバーズカードが要らないよという方は、ペンネームだけの応募でも大丈夫です)
質問の採用は1グランプリに1個か2個となります。グランプリ期間中に貴重な長谷川さんのお時間を割いていただくので、どうかご理解お願いします。
どしどし、応募お待ちしてますっ!
・・・・・・・・・・・
熱田護(あつた・まもる)1963年生まれ。三重県鈴鹿市出身。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。2輪世界GPを転戦し、1991年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。2016年もF1全戦をカバーする予定。WEB:Mamoru Atsuta Photography