テストを満喫するファンに、カメラマンもたじたじ?【WECプロローグ現地情報 番外編】
ではコースの下見に行きましょう。やはりモンツァといえばバンクを見ておかなければいけません。第1シケインイン側のスタンドからバンクを望みます。
写真の左上がグランプリコース第1シケイン立ち上がり。左側には1999年にミカ・ハッキネンが“自爆”してリタイアし、涙を流した森が広がっています。
バンクの上に立ちます。先人たちがここを全開で駆け抜けて行ったことを想像すると胸が熱くなります。
裏側です。場所によっては建物が併設されていたり予備のタイヤバリアが置かれていたりします。
こちらはパドックに向かうバンク下です。石畳が何ともいえない雰囲気を醸し出しています。
コース下見に戻りましょう。こちらは最終コーナーから見たバンクです。左上フェンスの向こうがグランプリコースの最終コーナー“パラボリカ”です。ちなみに、ここはレッドゾーンとなり、立ち入り禁止区域。撮影はできません。
こちらはアスカリシケイン手前の立体交差。映画『Grand Prix』でフェラーリを駆るイブ・モンタンが亡くなったシーンを思い出します。
ちなみにこの場所、セッションが開始されると人が集まり特等席になります。いいなぁとも思いますが、危ないので良い子はマネしない方がいいでしょう。
モンツァではこんな場所でも撮影が可能です。ここは第1シケイン200メートル手前のイン側、1メートルはあろうかと思われるコンクリートブロックが危険度を表しています。ちなみにブロック手前のオレンジ色の部分はゴムではなく、5ミリはある鉄板です。
こんな場所で撮影できるモンツァサーキット、最高です。ただし。レースのスタート時は最初の2ラップが終わるまで、レッドゾーンとなります。