更新日: 2023.10.27 16:33
来季2台体制拡充のBRT、ルーキーのアーロン・ラブに加えジェームス・コートニーが移籍加入/RSC
スーパーカーでの19年間で、コートニーは通算15勝と70回以上の表彰台を獲得しており、そのハイライトはもちろん豪州復帰直後の名門ディック・ジョンソン・レーシング(DJR)での戴冠だ。
今季第10戦となったシリーズ最大の祭典『レプコ・バサースト1000』でキャリア550回目のスタートを迎えたコートニーと、この1戦でトップカテゴリーデビューを果たしたラブの布陣は、グリッドで前進を目指す組織にとって強力な後押しとなりそうだ。
「BRTとのパートナーシップを確認し、優秀なパートナーとの協力体制が維持できるのは素晴らしいことだ」と、まずは移籍の喜びを語ったコートニー。「僕は家族経営のダイナミックさを持つチームが大好きで、彼らは第一線のチームになるために必要な投資を実行することに熱心であることを示してきた」
「アーロン(・ラブ)と組むことは、またエキサイティングな可能性となるだろう。彼は現在のスーパーカー界で注目に値するスター候補のひとりであり、僕は彼の指導者としての役割を果たすことを楽しみにしている。彼が僕とチームを本当に前進させるスピードを持っていることに疑いの余地はないね」
「そして(共同創業者の)ティムとジョンのブランシャード兄弟は根っからのレーサーであり、彼らの次の章に加わることができてとても興奮しているよ」
一方、2019年当時に史上最年少の17歳で現地ポルシェ・カレラカップ・オーストラリア出場を果たしたラブは、今季の主戦場をスーパー2に移すと、前述のバサーストではジェイク・コステッキとペアを組み、BRTのワイルドカード枠で最高峰クラスにデビュー。決勝19位完走のリザルトを残した。
「僕がBRTに加わってまだ1年足らずだけど、僕自身は彼らに大きな信頼を寄せており、彼らがチームを構築し続け、成功に向けて全力を尽くすことを知っている。その旅に参加できることに本当に興奮しているよ」と早くも来季のスーパーカー昇格を決めたラブ。
「ステップアップするのは間違いなく困難だが、志を同じくする人々と一緒にそれができるのは稀なことだ。同じ目標に向かって努力しているチームに囲まれてとても幸せだよ」