更新日: 2024.04.12 14:13
元都民のロッテラーが見たフォーミュラE東京大会。都心部での開催に期待「欲を言えば、六本木(笑)」
――先ほど述べられたように、あなたには日本に対する特別な思いを持っておられますね。
ロッテラー「長年暮らし、活動の拠点としていた日本に2017年に別れを告げた。だが、もしも僕が今年のフォーミュラEの開催時期に、まだ東京に住んでいられたとしたら、もっともっと特別でクールなイベントとなっていたと感じている。もう日本を去ってから長く経ってしまったが、いまも僕の心に強く残る第二の故郷だ」
ロッテラー「日本のレースには参戦していないが、いまも数多くのファンが僕を待ち、そしてWECでの活動を日本から応援してくれることに心から感謝しているよ」
――日本へはちょくちょく行っているイメージですが。
ロッテラー「2023年はWECのレースで久々に富士スピードウェイへ行き、その前には2018年が最後だった。だから、また今年はフォーミュラEに続き、WECでもまた9月に日本へ行けることをとても楽しみにしている」
――ところで、このフォーミュラEの際には何日ほど日本に滞在していたのですか? テレビのレポーターの仕事以外にはプライベートで何をして東京を楽しんだのですか?
ロッテラー「東京に滞在できたのは、たった3日間! その後にすぐスパ・フランコルシャンでの(WECの)テストが控えていて、すぐにヨーロッパへ戻らなければならなかったのが残念だった」
ロッテラー「でも、その短い滞在期間には旧友やトムスの舘信秀会長夫妻に会ったりと、短い時間を惜しみながら東京滞在を楽しんだ。もちろん、フォーミュラEの会場では多くのファンが声を掛けてくれて嬉しかったよ」
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昨季2023年から所属するポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのファクトリーで、東京E-Prixについて語ってくれたロッテラー。本人も残念がるように、東京ビッグサイトを取り囲むように設計された特設コースで彼のフォーミュラEでの走りを見ることはできなかったが、今月はFE東京と同じく初開催となるWECイモラが控えており、4月19~21日の週末には6号車ポルシェ963で開幕2連勝を目指すベテラン・ドイツ人ドライバーの活躍が期待される。
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