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投稿日: 2017.04.14 10:46
更新日: 2017.05.29 18:10

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第1戦セパン レースレポート


海外レース他 | ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第1戦セパン レースレポート

 レース前のイベントでは、目玉となるランボルギーニの顧客らによる華麗なるカーパレードを開催。地元オーナーたちの自慢の車がトラックに勢揃いし、ファンはアヴェンタドールやディアブロをはじめ、現行モデルとクラシックモデルが入り混じった多彩な車列に驚嘆しました。

 前日より早い時間でレース開始となった日曜日は、雨の影響を免れたことで、気温が上昇し、湿度が大幅にダウン。

 全チームがスリックタイヤを選び、ローリングスタートを切ると、レースは一気にヒートアップ。全ドライバーがフルスロットルでストレートに挑み、轟音を立てて観客席の前を駆け抜けました。

 1周目では、カナダのPRO-AMドライバー、マックス・エベナルがハリャントを抜き去り、総合5位に浮上。一方、集団後方に着けたビル・ンはムローニをかわして総合13位に滑り込みます。

 2周から5周目にかけて不運に見舞われたウェーラボールウォーンポンは、ビル・ン、ムローニ、チョイの順に次々と追い抜かれて順位を3つ下げました。

 また、集団の先頭を走るヴァン・ビューレンは5周目でコスタから2位を奪取。その後、コスタは6周目に自らのミスで一気に総合9位に転落。好機を得たゴダードは、すかさず3位に浮上。11周目にはコスタも順位を3つ上げ、6位へ返り咲きました。

 ピットウィンドウでは、レース後半に向けてドライバーを交替し、15周目の時点では、総合トップにヤジド(クラッツィオ)、2位にジャノス、3位にシュライナー、4位にインドのプロドライバー、アルマーン・エブラヒム(FFFレーシング)がつける展開に。

 さらに、ニュージーランドのリック・ブルーカーズ(GDLレーシング・チーム)が5位に順位を上げる一方、抜かれたフィンランドのミコ・エスケリネンとダミコは、それぞれ6位と7位に後退しました。

 16周目には、エブラヒムとブルーカーズがシュライナーを抜いて5位に、オーストラリアのベン・ゲルセコウスキーとハリャントもエベナルを抜いてそれぞれ7位と8位に浮上。ヤジドを筆頭にヤノスとエブラヒムらのトップ3体制でレースをリードします。

 その後、チェッカーフラッグが振られるまで先頭の顔ぶれは変わらず、最終的にはヤジド(クラッツィオ)が1位、ヤノス(ラザルス)が2位、エブラヒム(FFFレーシング・チーム)が3位でレースを終えました。

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 セパン
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 セパン

 AMクラスを制したのは、ハリャント(X-ワン・レーシング・チーム)。次いでセレーソラナクル兄弟(PSCモータースポーツ)が前日の3位から2位へと順位を上げ、シューとチャンのペア(トップ・スピード・レーシング)が3位に入りました。

 一方、ランボルギーニ・カップ・クラスでは、ビル・ン(テドコ・レーシング)が優勝、ガブリエレ・ムローニ(ペトリ・コルセ)が2位、そして前日に同クラスで優勝を決めたウェーラボールウォーンポン(トップ・スピード・レーシング)は3位に終わっています。

 レースウィークエンドが幕を閉じ、早くもドライバーならびに各チームは5月20日から21日かけてタイのブリーラム・インターナショナル・サーキットで開催される第2戦に向けて準備を始めています。

 以下のサイトでは、レースのライブストリーミングをご覧いただけます。
http://squadracorse.lamborghini.com/live-streaming

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017レースカレンダー
セパン(マレーシア) 4月8~9日
ブリーラム(タイ) 5月20~21日
鈴鹿(日本) 6月24~25日
富士(日本) 8月19~20日
上海(中国) 9月23~24日
イモラ(イタリア) 11月16~17日

ワールドファイナル
イモラ(イタリア) 11月18~19日


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