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投稿日: 2024.08.01 18:00
更新日: 2024.08.01 15:39

来季2025年導入のBTCCジュニア車両が8月下旬のドニントンで初公開へ。車重1トン切りの共通FRに


海外レース他 | 来季2025年導入のBTCCジュニア車両が8月下旬のドニントンで初公開へ。車重1トン切りの共通FRに

「選手権のコンセプトが初めて発表されて以来、グリッドに立つことに興味を示すチームやドライバーが殺到している。これは本当に素晴らしい光景であり、英国におけるジュニアレースへの熱意の証だ」と続けたビークロフト。

「舞台裏では、我々の開発チームがクルマの仕上げに精力的に取り組んできた。まずは将来のチームやドライバーに車両を公開することが我々にとって重要なことであり、ダベントリーで皆さまをお迎えできることを楽しみにしている」

 シリーズ創設に必要な認可発行に関しては、最終的にモータースポーツUK(MSUK)の審査承認プロセスの対象とされるものの、前後バイアス調整機能付きのベント付きディスクブレーキや、前後サブフレームにマウントされるサスペンション類を含め、ステップアップを目指すドライバーがそれぞれのニーズに合わせてハンドリングを調整するのに充分なセットアップ領域が与えられる。

 さらに特注設計のサルーンボディにはフロントスプリッターとリヤディフューザーも装着され、すべての管理対象部品は性能パラメータ内での適合性と平等な競争条件を確保するためシールやマークが付与されることに。車両、部品、ランニングコストは、他のMSUKが管轄する既存のジュニアシリーズと同程度の価格設定となり、多くの場合それを大幅に下回る価格設定が見込まれるという。

「ラウンチ後、我々は新型車両とともにドニントンパークに向かい、BTCCのパドックでクルマを展示する。来季はサポートカテゴリーの一員として常連になりたいと考えているし、一般のファンの人々の反応も楽しみだ」

「もちろんこれらの発表は公式なもので、最初のレースへのカウントダウンとなる。しかし、今後数週間から数カ月の間に発表することも残されていて、まだまだたくさん楽しみなことが続くだろう!」

来季2025年導入のBTCCジュニア車両が8月下旬のドニントンで初公開へ。車重1トン切りの共通FRに
タイヤはBTCCと同じく、グッドイヤーがワンメイク供給を担当する
来季2025年導入のBTCCジュニア車両が8月下旬のドニントンで初公開へ。車重1トン切りの共通FRに
8月24日~25日にドニントンパークで開催される第8戦の現地にて新車両の一般公開を予定する


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