投稿日: 2017.08.25 14:12
更新日: 2021.06.17 18:22
更新日: 2021.06.17 18:22
佐藤万璃音、初走行のザントフールトに苦戦。「コースに対応できなかったが、手応えも感じた」
AUTOSPORTweb
レース後、「オッシャースレーベンのチームファクトリーで行ったシミュレータの事前テストでは、チームメイトの誰よりも僕が速かったのですが……」と語った万璃音。
「実際に走るとコースの印象は大きく異なり、タイムも想像以上に遅かった。ランオフエリアの狭さを目の当たりにして、100%攻めきれませんでした。ここはダウンフォースを強くする必要があるのですが、クルマのグリップをどこまで信用したらよいのか判断が難しかった」とレースを振り返った。
「決勝レース1のコースアウトは、クルマをコントロールし損なった自分のミスです。また、初日から無線が不調でスタッフとのコミュニケーションがうまく取れず、ピットストップでは余計なタイムロスにつながりました。ただ、クルマそのものの良し悪しよりも自分がこのコースに対応できていない感じでした」
「決勝レース2やレース3はライバルとの競り合いというより、自分の全身の痛みとの戦いでしたね。決勝レース1でコースアウトした際に背中を痛め、運転の際に余計な力を使ったせいかもしれません」
「結果にはまったく満足していませんが、最後はラップタイムで総合10位に入るなど、ライバルに引けを取らない走りができたと手応えを感じられましたし、前向きな形で終われてホッとしました」
FIAヨーロピアンF3選手権の次戦第8大会は9月8~10日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される。
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