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投稿日: 2017.09.13 17:08

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017第26戦リッチモンド


海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017第26戦リッチモンド

NASCAR XFINITY SERIES
第25戦 Virginia529 College Savings 250
開催日:9月8日

カイル・ブッシュが惜しくも2位
ルーキーのマット・ティフトが“プレーオフ”進出確定

 9月8日(金)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第25戦「Virginia529 College Savings 250」がリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催された。
 
 カップ・シリーズはここリッチモンドがレギュラーシーズン最後のレースとなるが、エクスフィニティは終盤の7戦で12名により“プレーオフ”が行われるため、レギュラーシーズン最後のレースは次戦シカゴランドとなる。

NASCARエクスフィニティ・シリーズの第25戦Virginia529 College Savings 250
NASCARエクスフィニティ・シリーズの第25戦Virginia529 College Savings 250

 トヨタ勢ではランキング7位につけるルーキーのマット・ティフトがプレーオフ入りの可能性が高いほか、ダコダ・アームストロング、J.J.イェリーも残り2戦で勝利を挙げればプレーオフ入りの可能性を残している。

 エクスフィニティ・シリーズのリッチモンド戦では、カイル・ブッシュが通算7勝(うちトヨタで5勝)を挙げており、昨年秋の大会も制している。

 今大会はカイル・ブッシュとティフト、そして今季トラック・シリーズに参戦し、目下最多勝利でランキング首位につけるクリストファー・ベルがスポット参戦。
 
 トラック・シリーズは近年リッチモンドでのレースが行われていないため、リッチモンドでの初レースに臨んだ。

 8日(金)午後7時45分、0.75マイルオーバルを75周、75周、100周の3ステージ合計250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。今季7度目のポールポジションからスタートを切ったカイル・ブッシュが首位をキープした。
 
 しかし、中盤に出されたイエローコーション時のピットで、タイヤセット数制限による戦略の違いにより、新しいタイヤを装着したライバルの先行を許し、ステージ1はベルが2位、カイル・ブッシュが6位となった。

首位争いを繰り広げたカイル・ブッシュ(左)とブラッド・ケゼロウスキー(右)
首位争いを繰り広げたカイル・ブッシュ(左)とブラッド・ケゼロウスキー(右)

 
 ステージ2も再スタートが切られてまもなくカイル・ブッシュが首位に浮上。同じくスポット参戦してきたカップ・シリーズのトップドライバーと首位争いを展開。
 
 しかし、残り2周というところで壁に軽くヒット。ファイナルラップにかわされ、2位でステージ2を終えた。

 ステージ2に続き、ステージ3もイエローコーションの全く出ない展開となり、カイル・ブッシュは周回遅れをかいくぐり、時に3ワイドとなりながらの激しい首位争いを展開。
 
 最後まで首位を争ったカイル・ブッシュだったが惜しくも2位でチェッカー。ベルが6位に入り、エクスフィニティ・シリーズ参戦4戦目で、2度目のトップ10フィニッシュを果たした。
 
 シリーズレギュラーのティフトは13位でフィニッシュ。この結果、次戦を待たずにルーキーシーズンで“プレーオフ”進出を決めた。

 次戦第26戦は9月16日(土)、シカゴランド・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ

「コーナーの中央部分でリアのグリップが足りなかった。彼(ブラッド・ケゼロウスキー)はずっとロングランで速かった。50周を過ぎたあたりからは、彼はいつでも私を抜けただろう」

「そのため、なるべく走り始めのうちにハードにプッシュして引き離そうとした。彼のタイヤが摩耗するのを待っていたが、彼は持ちこたえた。我々のトヨタ・カムリは好調だった。ただ、勝つためにはわずかに足りなかった」


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