投稿日: 2017.09.22 17:51
更新日: 2017.09.22 17:53
更新日: 2017.09.22 17:53
ETRC:第7戦ゾルダー。若きドイツ人、クルシムのメルセデスが2勝の大活躍
AUTOSPORTweb
明けた日曜朝の予選は、選手権首位のラッコが圧巻のタイムで週末2度目のポールポジションを獲得すると、そのまま午前のレース3も制圧。
続くレース4はふたたびリバースグリッドでの勝負となるなか、前日のレース2を思わせる走りでクルシムが躍進。レース3で8位となりリバースポールを獲得していたクルシムは、フロントロウに並ぶバギラ・インターナショナル・レーシング・システム、デビッド・べルシュキー(フレートライナー)とのスタート勝負に競り勝ちトップで1コーナーへ。
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しかし、べルシュキーのタスクは別のポイントにあり、3番手を走るクルシムのチームメイトで、この週末好調を維持するキスを徹底的に封じ込めるドライビングを見せる。これにより同じフレートライナーのエース、ラッコのポイントリードをアシストしようとの作戦に出た。
序盤からレインシャワーとなり、難しさを増した路面コンディションのなか3番手のキスは前を行くフレートライナーに再三のプレッシャーを掛け、コース全域でテール・トゥ・ノーズとなるも、べルシュキーは仕事を完遂。
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この展開で楽になった先頭のクルシムは、そのまま12周をノーミスで走破し週末2度目のトップチェッカー。2位にべルシュキー、3位にキスの表彰台となり、その背後4位に選手権リーダーのラッコが入賞。これでポイントリードを53に拡大することに成功した。
2017年シーズンも残るラウンドは2戦。第8戦となるのはフランスはル・マン、ブガッティ・サーキット。連戦となるこの週末9月23〜24日に行われる。
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