投稿日: 2017.10.13 16:02
ETRC:最終戦ハラマ。地元スペインのアルバセテが2勝も、ラッコが初王座獲得
AUTOSPORTweb
続くレース2は、リバースグリッドの5番手からスタートした前戦の”仕事人”ことベルシュキーが、展開にも助けられ早々に首位に浮上。
リバースポールのホセ・ロドリゲス(レボコノート・レーシング・トラック・チーム/MAN)が1コーナーのオーバーランで沈み、ロケットスタートを決めていたベルシュキーが先頭に躍り出ると、レース1勝者のアルバセテ、コーバー、ハーン、そして16番手スタートのノルベルト・キス(チーム・タンクプール24レーシング/メルセデス・ベンツ・トラックス)を従え、わずか0.0571秒差でトップチェッカー。僅差ながら、最終ラウンドにしてようやく2017年初勝利を挙げた。
そしてシーズン最終日となる明けた日曜は、朝のスーパー・ポール・セッションで前日大躍進を遂げていたキスがシーズン5度目のポールポジションを獲得。その勢いのまま、レース3も制覇し今季6勝目をマーク。
続くファイナルレースは、地元ヒーローのアルバセテが再びのショーを披露し、週末を大成功に導く2勝目。6.6秒差の2位にハーン。そして3位表彰台にコーバーが入り、30年に及ぶFIA ETRCのキャリア最終戦となる引退レースを、見事表彰台で飾った。
この最終戦で新王者アダム・ラッコ率いるバギラ・インターナショナル・レーシング・システムもチームズタイトルを確定。フレートライナーにはまた新たなトロフィーが贈られることとなった。
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